新卒就活における学歴フィルターは存在する?採用視点で考えれば当たり前の理由とは!

最終更新日: 2019/05/28 18:59

「就活で学歴フィルターって実際存在するの?」「学歴フィルターって時代遅れじゃね?」「そもそも意味あるの?」

そのような疑問や意見はSNSでも度々話題になっています。世の中には有名大学に通っていて麻雀や飲み会に明け暮れている人もいれば、いわゆるFラン大学に通っていても真面目に勉強している人もいます。

この記事では「そのような社会で、学歴フィルターは本当に存在するのだろうか?また、必要なのだろうか?」という疑問に対して、学生時代にいわゆるFラン大学コミュニティと有名大学コミュニティのいずれにも深く関わってきた筆者が「学歴フィルターは悪では無い」という立場から学歴フィルターに関する情報を掲載させていただきます。

学歴フィルターは存在するのか

学歴フィルターは存在する

学歴フィルターは存在します。大学によっては説明会に参加できなかったり、エントリーシートで大学名を見て切られてしまう場合もしばしば......。

ざっくり学歴フィルターランク

S東大/京大/一橋/東工大
A上位国立/早慶上智ICU
B中位国立/関関同立/GMARCH
C下位国立/成成明学/南山
D日東駒専
E - その他の大学

学歴フィルターはA-B/C-D/D-Eの狭間が主です。また、同じ企業でも募集職種によってフィルターの位置は異なる事を覚えておいてください。

企業の採用実績などを見てみると、基本的に「B」レベルの大学に通っていれば、学歴フィルターだけが原因で不採用になる企業はほとんどありません。

自分の学校は志望企業に引っかかるか

参考程度にみて欲しいのは、あなたの学校の進路実績や就職四季報などで掲載されている企業の採用実績。

あなたの大学の進路実績に希望する企業が存在せず、企業の採用実績にあなたの大学と同ランク程度の学校が存在しなければ、学歴フィルターに引っかかる可能性が高いと考えてください(あくまで参考程度に)。

学歴フィルターはなぜ必要なのか

採用担当もリソースに限りがある

学歴フィルターが必要になってしまう理由としては、採用担当のリソース不足が主。数万件のエントリーシートが応募されてくる大企業ともなると、全てのエントリーシートに目を通すことは困難です。

そのため、機械的にフィルターをかけて業務の効率を良くする必要があります。結果として、そのフィルターの1つに「学歴」がピックアップされる事は真っ当でしょう。

「Fランでも優秀な学生はいる」「東大でも勉強しかできない奴もいる」

どちらも真っ当な意見ですが、人気企業は有名大学に所属している学生の中でもよりすぐりの優秀人材を欲しているのです。

そのような状態で低偏差値の大学に所属する数年に一度の逸材を探すのは現実的では無いでしょう。

歴代の先輩達がその会社の欲しい人材ではなかった

「採用担当のリソースの問題はわかったが、"学歴"にフィルターをかける理由にはならないじゃ無いか」と考える人も多いでしょう。なぜ数あるフィルターの中で"学歴"が選ばれるのか。

それは企業の欲しい人材と相性の良い学生の母数がデータとして蓄積しているからです。

学歴フィルターで優遇される大学は、歴代の先輩方が社会に出てから活躍し続けた結果として「その大学には優秀な学生が多い」というデータが蓄積していれば、企業の採用チームとしてもそのデータを使わないわけがありませんよね。

上位大学生と下位大学生の違い

長期スパンでの自己投資ができるか否か

上位大学に通う学生と下位大学に通う学生の大きな違いとしては、「長期スパンでの自己投資ができるか否か」という点が最重要だと考えています。

受験勉強に対しても就職活動に対しても、将来へ向けての投資として、プライベートな時間を勉強や貴重な体験に使えるか。

大学受験や高校受験で長期目標に対する努力を身につけていない学生は、大学生活でも就職活動に向けた努力ができず、社会に出ても長期的なスケジュール管理や業務に重要な知識を身につける力が低い傾向にあります。

逆に東大・早稲田・慶応などの上位大学生は、長期的なスパンでの目標設定をし、そこから逆算して今何をするべきかを考えて実行します。

そのような特性からも学歴フィルターが必要な場面は多いでしょう。

そもそもの学力が足りているかどうか

社会人として仕事をする中で基礎学力が高いか低いかは、意外と重要です。

英語を話すことを要求されない企業でも英語の資料を読む機会はありますし、事業戦略や企画立案を行うときは高校で習う程度の数学に対する理解はあった方が有利でしょう。国語能力の低い人間のプレゼンは聞く側も苦労します。

いわゆるFラン大学に通う生徒の多くは基礎学力が低く、企業の求めるスピード感でのスキルアップができないリスクがあります。

実際に関わったことのある方はわかると思いますが、上位大学の学生と下位大学の学生では天地ほどの学力差があります。

そもそも「学歴フィルターで落ちた」と言ってる学生の中にはSPIやWEBテストではじかれている人が多いのではないでしょうか。

学歴フィルターを肯定する理由

長期スパンで考えると学生側は損しない

学歴フィルターって基本的には学生側が損するシステムなのかと言えば、そうでは無いのです。「本当は優秀なのに面接すらしてもらえない」という意見もありますが、本当に優秀な人は学歴を重要視しない大企業に採用されます。また、学力と関係なく企業で成功を収める人もいるでしょう。

企業側としては、埋もれてしまった優秀な人材を採用できないデメリットがありますが、実際に学生としてはデメリットはあまり無いのです。

努力してきた人間が評価される

学歴フィルターとは悪い意味で使われる場合が多いと思いますが、結局のところ、良い大学に入るために努力した人間が評価されているだけです。

好きなことや趣味に夢中になる時間も重要ですが、その時間を将来への投資に使ってきた人間が評価されることは当たり前のことでしょう。

全部の企業が学歴を重視する訳ではない

そもそも全部の企業が学歴を重視している訳ではないので、大学受験に失敗してしも、大学生活で人に誇る実績を作れた方は、現在の就職市場で内定がもらえない訳がありません。

学歴フィルターがあろうとなかろうと、有名企業から内定をもらえる人はもらえます。学歴を重視していない企業の中から自身と相性の良い企業を探せば良いのです。

学歴フィルターを無くすには

出身大学と優秀さには相関が無いことを証明する

学歴フィルターを世の中から無くすためには、出身大学と社会人としての優秀さには相関が無いことを、どうにかして証明する必要があります。

それぞれの大学を卒業した人間が平均的に活躍できるデータが集まれば、出身大学は採用と関係がなくなるはずです。

これからの社会で学歴フィルターを無くしたいのであれば、学歴フィルターで落とされてしまう大学を卒業した一人一人が社会に出た後、より一層活躍するための努力を続け、結果を出し続ける事が最善手でしょう。

学歴フィルターまとめ

以上「新卒就活における学歴フィルターは存在する?採用視点で考えれば当たり前の理由とは!」でした。

学歴フィルターを気にするよりも、学歴フィルターと関係無く不採用になる弱点を徹底的に潰すとよいでしょう。

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