今話題の第二新卒とは?未経験かつ他業種でも大手に転職するチャンス!就活をやり直したい・自分を試したい若手社会人必見

最終更新日: 2019/06/24 17:33

昨今話題になっている「第二新卒」とは何かを書いた記事です。第二新卒はいつまでが該当するか、第二新卒と中途採用の違いや、第二新卒のメリット等に関しても詳しく解説するので、第二新卒に興味のある若手社会人はまずこの記事をご覧ください。

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第二新卒とは何か

第二新卒とは、大学を卒業後、他の企業で就業経験のある社会人歴1~3年目の人を指します。人手不足を背景に企業は前職を問わず第二新卒者を積極的に受け入れているのです。企業側は下記いずれかのフローを通じ第二新卒を受け入れています。

  1. 中途採用枠を通じ、第二新卒の受け入れを積極的に行う
  2. 新卒採用枠を通じ、第二新卒者も新卒と同様の選考を行う

特筆すべきは2の流れです。近頃は日本を代表する大企業も、新卒採用と同等の選考・待遇で第二新卒の応募を受け入れはじめました。第二新卒者にとっては、新卒採用が主流を占める大半の日本企業へ異業種から経験不問で挑戦できるチャンスです。新卒就活の時に届かなかった超大手企業に内定した事例も多数あり、挑戦する価値は高いと言えます。

第二新卒増加の背景

統計労働省:若年者雇用を取り巻く現状
厚労省統計によれば、約6割の企業が新卒枠で既卒者を採用した実績があり、第二新卒は一般的化してきたといえるでしょう。そこには2つの背景があります。 #### 1.大卒生の需要増加と供給の減少 企業側から売上の拡大と産業の高度化により、大学・院卒学生の需要は増加しております。一方、少子化により新卒学生の供給は減少しており、企業は以前ほど満足な学生を獲得できないため、採用の間口を広げています。 #### 2.若者の転職一般化 若者の転職活動が一般化し、第二新卒市場で有望な人材がプールされてきたこと、会社側も転職者を受け入れる風土が整っており、企業は第二新卒市場に目を向け始めました。 よって企業は新卒活動の裾野を広げ、異業種の就業経験者であっても若手であれば通常の新卒者として受け入れるようになってきたのです。
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## 第二新卒はいつまでが該当するか 第二新卒は一般的に以下の定義とされております。 「最終学歴卒業後3年未満の既卒者・就業経験者」 近年は新卒採用活動に第二新卒の応募も認められており、以下が一般的な定義です。 「3月末時点で最終学歴卒業後3年未満の既卒者・就業経験者」 例:2019年3月に募集開始→2020年4月入社の新卒採用には、2017年3月末以降に卒業した人が対象となります。入社2年目と3年目の境がねらい目といえるでしょう。一部企業(例:電通・リクルート)は卒業年次でなく実年齢で仕分けをしている場合があります。 第二新卒の募集表記は多岐に渡りますので、各企業の募集要項を確認しましょう。(→募集要項ページの例) ### 例:2019年3月エントリー開始→2020年4月入社の場合
卒業就業開始応募資格
2016年3月2016年4月×
2017年3月2017年4月
2018年9月2018年10月
2018年3月2018年4月
2019年3月2019年4月
表1:第二新卒のエントリー例 海外大学卒業者(9月卒業)も第二新卒採用の対象です。また、社会人を経験しMBA等の海外大学院の卒業生は”新卒”更に卒業後3年以内は”第二新卒”として扱われており、大半の会社は卒業年次で規約を設けています。
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## 第二新卒と中途採用の違い
新卒/第二新卒中途
採用数圧倒的に多
スキル不問同業界での就業スキル必須
教育潤沢ほぼなし・即戦力求む
待遇一律前職をベース
表2:第二新卒と中途採用の違い さて、第二新卒採用と中途採用の違いについてですが、上の表をご覧になっていただければわかるように、第二新卒採用は新卒採用と同条件での採用枠を用いていおり、社会経験の浅い若手を育て上げる前提でポテンシャル採用を行なっている企業が大多数です。 対して中途採用枠ではその職場を運営していくために必要なピースとして、転職後は即戦力として活躍できる人材を求めております。 平成中期までの転職枠は後者(中途採用枠)が主流であり、それゆえ新卒で入社する企業、業界、業種、職種がその後のキャリア決定すると言われていました。
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## 第二新卒のメリット 第二新卒は企業・応募者双方に大きなメリットがある採用形態です。特に応募者側のメリットが強いといえるでしょう。日本企業は新卒志向が強く"異業種からの転職"は非常に困難です。
応募者側のメリット会社側のメリット
・学生時代は入れなかった企業に再挑戦できる
・採用数が少なく狭き門の中途採用に比べ、採用数が圧倒的な新卒採用に参入できる
・異業種からスキル経験不問で入社できる
・新卒と同様の手厚い教育を享受し、同期も得られる
・自己PRで学生のサークルやバイト経験ではなく就業経験をアピールできる
・より多くの若手応募者を確保できる
・一定の教育を施された若手を確保できる(新卒採用の場合、新卒同様の給与水準で採用することができる)
表3:第二新卒採用のメリット 表3のように、第二新卒を利用した転職は、応募者にとって「つよくてニューゲーム」状態での求職活動であると言えるでしょう。 ## 第二新卒採用の導入企業 第二新卒採用のメリットをつらつらと並べましたが、「人手不足の所謂ブラック企業のみが第二新卒を受け入れているのでは」と思う方もいるでしょう。しかし日本を代表する企業も第二新卒を新卒市場の中に組み込み、採用しています。 自分の志向する企業が第二新卒を募集しているかどうかは、新卒採用ページの”募集要項”ページに記載がありますので、確認してみましょう。
コンサル
シンクタンク
デロイト、アクセンチュア、三菱総合研究所
マスコミ
出版
テレビ朝日テレビ東京、小学館、集英社、講談社
広告代理店電通博報堂、ADK
消費財メーカー花王ライオン資生堂
電気メーカーソニー三菱電機パナソニック
メガベンチャーファーストリテイリングリクルートDeNA
通信ソフトバンクドコモKDDI
自動車ホンダ日産
銀行三井住友銀行三菱UFJ銀行
政府系銀行日本銀行
表4:大手の第二新卒採用導入企業例
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傾向としては従来から就浪生を獲得する風土があったマスコミ、中途入社の受け入れの多いベンチャー、大卒文系・院卒理系含む多様な年齢の学生を幅広く採用してきたメーカーで特に第二新卒採用が活発です。 逆に総合商社・インフラ・金融など伝統的な日本企業で第二新卒が浸透するには時間がかかるでしょう。しかし、総合商社の丸紅が積極的に若手中途の採用を行っているなど、変化の兆しも見えます。 ### 募集要項ページの例(第二新卒可の場合) #### ソフトバンク
ソフトバンクの例
#### ソニー
ソニーの例
### 募集要項ページの例(既卒は可能だが、就業経験者は不可能の場合) #### 三菱商事
三菱商事の例
## 第二新卒まとめ 以上、未経験かつ他業種でも大手に転職可能の第二新卒」とは?でした。昨今話題となっている「第二新卒」ですが、社会人として実務を経験したのちに新卒枠の大学生と内定をとりあうので、強くてニューゲーム状態での求職活動というのがわかりやすいでしょう。 第二新卒はタイトルにもある通り、本来は可能性の薄い"未経験"かつ"他業種"の"大手企業"に入社するチャンスであるという非常に強力なカードです。 大学3~4年生時の就職活動と同様の緊張感、同レベルの重要度(人によっては新卒以上に重要)であると認識して第二新卒採用に挑みましょう。
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