高校生は知るべき評定平均値の付け方と計算

最終更新日: 2019/12/03 10:50

大学の入試形式が多様化している今、推薦入試やA0入試など一般入試以外での大学受験も普及しています。

推薦入試やAO入試で大学に合格するためには、当然志望する大学の出願しなくてはなりません。そして、多くの大学は出願条件として「評定平均値」が定めており、かつその高さが合否を左右するのです。

この記事では、評定平均値とは何か、その計算方法を紹介するので、推薦入試やAO入試での大学受験を考えている高校生はぜひ参考にしてください。

評定平均値とは

/ぱくたそ/高校生/村上

評定平均値の「評定」とは、成績を意味する言葉です。ここで言う成績は、高校3年間で履修していた全教科の成績(5段階)のことを指します。

つまり評定平均値とは、「高校1年生から高校3年生で出願する間に履修していた全科目の成績(5段階)を平均したもの」です。

高校受験を経験した方にとっては「内申点」という言葉で馴染み深いと思いますが、大学受験では「評定平均値」と言葉が変化します。

評定平均値の付け方

出典:文部科学省「大学入学者選抜実施要項について」

文部科学省が定めるの学習成績概評は、評定平均値をA、B、C、D、Eの5段階を分けるものです。高校生の評定平均値をアルファベットでランク付けしています。

学習成績概評のAに属する高校生の中でも特に優秀で、在籍する高校の学校長が責任を持って推薦できる高校生には、学習成績概評にⒶ(マルA)が与えられます。

大学の出願条件の要項では、「学習成績概評がB以上」や「評定平均値が4.0以上」などのように記載されています。

難関大学の中には、「学習成績概評がⒶが望ましい」や「学習成績概評がA以上」と厳しい基準を設けている大学もあるのです。

評定平均値の計算方法

評定平均値は、高校1年生から高校3年生で出願する間に履修した全科目の成績(5段階)を足した数を科目数で割ることで算出できます。

評定平均値は、小数点第2位以下は表示せず四捨五入をする必要があります。そのため、評定平均値が3.75の場合は小数点第3位が5で切り上がるので、評定平均値が3.8になるのです。

計算方法の例

評定平均値の計算方法は実際に計算してみることでより理解できると思います。以下は、高校の成績表のシンプルなモデルです。この表から評定平均値を算出してみましょう。

履修した全科目の成績を足した数

まずは、高校1年生から高校3年生で出願するまでの間に履修した全科目の成績を足します。

成績表のマスに書かれている全ての数字を足してください

上記の表の場合、履修した全科目の成績を足した数は、「129」になります。

履修した全科目数

続いて、履修した全科目数を求めます。

成績表の数字が記入されているマスを数えてください

上記の表の場合、履修した全科目数は、「31」になります。

評定平均値

ここで、評定平均値の計算式に先ほど求めた2つの数字を当てはめましょう。

上記の表の場合、129÷31=4.1612……となります。

評定平均値は小数点第2位以下の表示はしないため四捨五入をすると、「4.2」になり、この数字が上記の成績表の評定平均値なのです。

10段階評価の高校に在籍する場合

10段階評価5段階評価
10、95
8、74
6、5、43
3、22
11

高校の中には、成績を10段階で評価している高校もあります。評定平均値は5段階の成績で計算するものなので、10段階評価の5段階に直して算出しなくてはなりません。

10段階評価を採用している多くのが上記の表のように10段階評価から5段階評価に直しています。ですが、高校によっては独自の基準を設けている高校もあるため、まずは先生に相談してみましょう。

まとめ

以上、「高校生は知るべき評定平均値の付け方と計算」でした。

評定平均値とはな何か、そしてその付け方や計算方法をご理解いただけたと思います。

推薦入試やAO入試など評定平均値が関わる入試方法を考えている高校生は、ぜひこの記事を参考にして、実際に自分の評定平均値を計算してみてください。

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