高校英語のリスニング勉強法!短期間で成果を出すのにおすすめの教材は?

最終更新日: 2019/12/03 19:02

「どれだけ勉強しても成績が伸びない」「どういう風に勉強したら良いか分からない」という高校生が特に多いのが、英語のリスニングでしょう。実際、文法や長文読解はそこそこ得意でも、リスニングになるとまるでダメ、といった高校生は多いです。

しかしながら、2020年度から行われる大学入学共通テストによって、大学受験におけるリスニングの重要性がますます高まってきています。何故ならば、従来のセンター英語の配点が筆記200点/リスニング50点であったのに対して、大学入学共通テストはリーディング100点/リスニング100点になるからです。

「英語の筆記で満点近く取ればいいから、リスニングは捨てる!」なんて考え方はもはや通用しなくなると言えるでしょう。だからこそ、できるだけ早くからリスニング力を鍛えておいた方がいいのは間違いありません。

この記事では、「リスニング力を伸ばしたい」「リスニングをどう勉強したらいいか分からない」といった方に向けて、高校英語のリスニング勉強法をまとめています。リスニング力を短期間でグングン向上させるのにおすすめの教材も紹介していますので、リスニングに少しでも不安のある人はぜひご覧ください。

高校英語でリスニングを得意分野にするコツ

必ず自分の口を動かしながら勉強する

「リスニング力を鍛えるためにはとにかくたくさん英語を聴けば良い」と思っている高校生は少なくありません。それは確かにその通りではあるのですが、単に英文を繰り返し聴いているだけでは、あまり成果は出ません。

大切なことは、英文を聴いたら、その聞き取った英文を自分の口で言ってみることです。ただ英文を聴き流しているだけでは大きな成果は得られず、実際に口に出して繰り返してみる、紙に書き出してみる、といった行為をすることで初めてリスニング力は伸びていきます。

ディクテーションを積極的に行う

ディクテーションとは、聞こえてきた英文を書き取ることでリスニング力を鍛える勉強法のこと。

英語の場合、文字情報としては簡単に理解できるような英文でも、聴覚情報だと全く何を言っているか分からない、といったことが非常に多いです。ディクテーションは、そのギャップを埋めるための手段としてとても効果的だと言えるでしょう。

ディクテーションは、以下のような流れで行うのがおすすめです。

  1. 英文を一度聴いて内容を大まかに理解する
  2. 再度英文を聴いて紙に書き取ってみる
  3. 聴き取れない部分があったら再度聴き直す(ただし聴き直すのは5回くらいまで)
  4. テキストを見て答え合わせをする
  5. 間違えた箇所、聴き取れなかった箇所があったら、間違えた原因や聴き取れなかった原因をよく分析する

特に5の分析は非常に重要です。知らない単語があったから聴き取れなかったのか、知っている単語だったけど音が繋がっていたりして聴き取れなかったのか、といったことをよく考えて、再度同じ間違いをしないようにしましょう。

発音や音の変化の勉強もしっかりと行う

リスニングの勉強をしていると、早すぎて何言っているか全く分からなかったのに、テキストを見て答えあわせしてみると実は簡単な英文だった、といったことはよくあります。

その主な原因は、ネイティブが自然なスピードで英語を話す際に起こる音の変化を知らないからです。ネイティブが自然なスピードで英語を話すと、弱く発音される部分、全く発音されていない部分、違う音に変化してしまっている部分など、様々な音変化が起こります。

こうした発音や音変化の法則はそれほど多くないので、早めにしっかりと身につけてしまうことをおすすめします。例えば、以下のようなサイトで勉強するのがおすすめです。

高校英語のリスニングにおすすめの教材

聞いて書きとる英語リスニング300問




先ほどご紹介したディクテーションのトレーニングをするための教材です。初級150問→中級100問→上級50問と徐々にレベルアップしながら、300問のディクテーション問題を解いていきます。

このような段階的な構成となっているので、初心者でも基礎から着実にリスニング力を鍛えることができます。最低でも2周は繰り返して勉強するのがおすすめです。

大学入学共通テスト 英語リスニング予想問題集




2020年度から行われる大学入学共通テストのリスニング用対策本です。2回分の試行調査問題と、2回分の完全オリジナル予想問題が掲載されています。

共通テスト特有の問題である「聞き取った情報を整理する問題」「聞き取った情報から大意を把握して推測・判断する問題」に対してどうアプローチしたら良いかが丁寧に解説されていますので、共通テストを受ける予定のある高校生は必須の1冊だと言えるでしょう。

英語が苦手な大人のDSトレーニング もっとえいご漬け




DSを持っているのなら、是非とも購入しておきたいソフト。日常生活の様々な場面や状況で生じる生きた英語をディクテーションしながら、リスニング力を向上させることができます。誰もが知っている映画のワンシーンや有名な曲の歌詞のディクテーションにも挑戦することが可能です。

毎日飽きずに続けられるように、楽しみながらリスニング力を鍛える様々なゲームが収録されているので、まずはこのソフトで「リスニングは難しい」という固定概念を取り除きましょう。

高校生がリスニング力を鍛えるならNHKラジオがおすすめ

ここまでおすすめのリスニング教材を紹介してきましたが、この他にもリスニング力を鍛えるための優れた学習材料は数多くあります。その代表例がNHKラジオの語学講座です。

NHKラジオは様々な英語講座を放送していますが、いずれも内容の質が高く、1年間真面目に聴き続ければ、かなりのリスニング力向上が期待できます。放送後1週間は「NHKゴガク」のホームページでアーカイブが視聴できるので、リアルタイムで聴けなくても大丈夫です。

ここでは、そんなNHKラジオの英語講座の中でも特におすすめのものを3つ紹介いたします。

エンジョイ・シンプル・イングリッシュ

レベル
★★(やや簡単)

短い英語のストーリーを聞き取りながら、英語をそのまま味わう感覚を身につけていく番組です。

旅行会話、オリジナルショートストーリー、落語、日本の文学作品など、曜日によって放送内容は変わります。ストーリーの内容もなかなかに面白いものが多いので、楽しみながらリスニング力が鍛えられるでしょう。

NHKラジオの英語講座の中ではかなり易しめの講座なので、英検3級程度のリスニング力があれば、テキストを購入しなくてもほとんどの英文の内容が理解できるはずです。

ラジオ英会話

レベル
★★★(普通)

英単語の本質的なイメージを理解し、日本語訳を超えた英会話力を身につけることを目指した講座です。

受験や資格試験対策も意識したカリキュラムで構成されているので、リスニングのみならず、英単語、英文法、英作文などの勉強にも役立つでしょう。

高校生から始める「現代英語」

レベル
★★★★(難しい)

日本の高校生が理解できるレベルの表現で書かれた英語ニュースを題材として、「聞く・読む・話す・書く」の4技能を総合的に伸ばすことを目指した講座です。

教材としては、NHKの国際放送「NHK World」で放送された英語ニュースを、比較的易しい語彙や表現で書き直して使用しています。その内容は、社会・経済・科学技術・文化など多岐に渡っているので、大学受験のリスニングや長文読解で必要な幅広い背景知識も身につくでしょう。

まとめ

ここまで高校英語でリスニングを得意分野にするための勉強法、おすすめの学習教材などを紹介してきました。

リスニング力は1週間や1ヶ月で簡単に身につくようなものではありません。毎日10分ずつくらいでも構わないので、コツコツと勉強を積み重ねていくことがリスニングの勉強においては最も大切です。

高校の勉強に関する記事一覧

関連記事

人気記事

CLABEL(くらべる)は、進学、就職など人生の大切な意思決定をお助けする人生の攻略サイトです。上場企業が提出する「有価証券報告書」や厚生労働省の「国民生活基礎調査」のような公開情報であるデータを論拠に、よりたくさんの方が理解しやすい形で情報を提供していきます。
詳しくはこちら