年収600万は高い?独身・既婚別の生活レベル(家賃・住宅ローン・貯金額)徹底調査

最終更新日: 2019/06/03 17:49

年収600万円を稼ぐ人の家賃や住宅ローン、貯金額などの生活レベルに関して独身と既婚別にまとめた記事です。個人で年収600万円と言えば労働人口の上位20%の高給取りのようですが、生活に余裕があるとは言えません。年収600万プレイヤーがどのような生活をしているかが気になる方はこの記事をご覧ください。

年収600万円の手取りなどを知りたい方は「年収600万の手取りや所得税、割合と職業は?」をご覧ください。

年収や手取りに関する基礎知識が欠けている方は、「年収とは?額面、所得、手取りの違いを徹底解説」を参考にしてください。

年収600万円の生活レベルは?

年収600万円の生活レベルを厚生労働省の「国民生活基礎調査」や「賃金構造基本統計調査」を参考に計算しました。

独身で年収600万

独身で年収600万の生活レベル

上位20%の高さ!

冒頭でも述べたように、単独で年収600万円以上稼いでいる人は、労働人口の上位20%に属します。生活レベルを「高い」or「低い」で表現するのであれば、もちろん「高い」と言えるでしょう。

世帯年収600万

世帯年収600万の生活レベル

上位44.4%

世帯年収600万円というと、総世帯の上位44.4%の水準です。世帯年収600万は総世帯年収の中央値と同じくらいの年収ですね。世帯年収600万円と言うと、大学新卒で結婚した世帯の1~2年目を想像してください。

世帯年収600万円の生活

世帯年収が600万円の生活を、一人暮らし世帯、二人以上の世帯の場合で分けて計算しました。年収600万円の生活費の内訳は、総務省統計局の家計調査を参考にして算出しています。

年収600万で一人暮らしする人の生活

人暮らしのイメージ画像一人暮らし(独身世帯)
食費¥51,337
住居費¥67,425
高熱・水道費¥14,735
家具・家事用品¥6,531
被覆及び履物¥7,330
保険医療¥9,120
交通・通信¥24,374
養育費¥0
教養娯楽¥23,867
その他消費支出¥45,188
黒字(貯蓄)¥87,808
¥337,723
上記の月収に加えて、年収600万円の場合は1年で約67万円のボーナス(手取り)を受け取ることができます。

家賃は6.7万円

平均的な年収600万円の一人暮らし世帯は住居費6.7万円前後で暮らしているようです。年収1000万円世帯が約10万円の家賃で暮らしていると考えると、約3.3万円の差。

とはいえ家賃6.7万円も支払えば、都内で無ければ風呂・トイレ別の1LDKマンションを借りることが可能です。

一人暮らしなら見栄を貼らなければ十分な金額

独身で年収600万円も稼いでいれば、十分に貯蓄ができます。また、年に2回のボーナスを利用して海外旅行などを楽しむ余裕もあるでしょう。年収600万円は社会人としての楽しさを実感しだす金額ですね。

それと同時に、20代で年収600万円くらい稼ぎ出すと、見栄を張るために使うお金が増える人も多いようです。年収600万円は、あくまで一人で生活するのに困らない金額です。自身の収入を過信せずに、謙虚に生きることをおすすめします。

年収600万で夫婦二人以上の生活

夫婦二人暮らしのイメージ画像二人暮らし以上世帯
食費¥56,305
住居費¥67,648
高熱・水道費¥16,641
家具・家事用品¥8,160
被覆及び履物¥8,350
保険医療¥9,947
交通・通信¥30,670
養育費¥8,548
教養娯楽¥21,604
その他消費支出¥45,683
黒字(貯蓄)¥64,167
¥337,723
上記の月収に加えて、年収600万円の場合は1年で約67万円のボーナス(手取り)を受け取ることができます。

全世帯中央値より少し低い

世帯年収600万というと、実は全世帯の中央値よりも低いくらいなのです(参考:国民生活基礎調査)。国民生活基礎調査によると、全ての世帯の所得中央値が442万円程度。年収換算するとざっくり630万円。児童のいる世帯の平均年収が約900万円であることを考慮すると、子育てを意識するのであればもう少し頑張りたいところですね。

あまり余裕が無い

夫婦二人以上で世帯年収が600万円であれば、生活必需品の購入や食費、住居費で稼ぎのほとんどを使ってしまいます。また、その後給与が上がることを期待できないのであれば、確実に貯蓄を増やす必要があるので、若いうちから無駄遣いをしないように生活する必要があります。

年収600万円の家賃平均は?

年収600万円の家賃

6.7万円/月

年収600万円世帯の平均的な家賃

年収600万円の人が使える家賃についてお話ししましょう。年収600万円を稼いでいる世帯を全て合算した平均値としては、住居費は6.7万円程度です。

月に6.7万円の家賃といえば、都心に通える郊外で1ldkや2dkの間取りが視野に入ります。1人~2人暮らしであればちょうど良い家賃ですね。

年収600万円の住宅購入額とローンは?

年収600万円の住宅

約2500万

年収600万円のローン

約1500万

年収600万円の自己資金

約1000万

年収600万世帯の住宅購入額

国土交通省の住宅市場動向調査報告書を参考に計算した結果、年収600万世帯の平均的な住宅購入額は約2500万円です。また、年収400万~600万円の世帯は、注文住宅を購入する世帯の中で33.7%を占めています。割合的には多数派であることを覚えておきましょう。

約2500万円の一軒家といえば、町田や相模原で駅から少し離れた人気の場所での購入が可能です。

年収600万世帯のローン

年収600万円世帯が住宅ローンで借入する平均的な金額は約1500万円です。

年収600万世帯の自己資金

年収600万円世帯が住宅購入の際に使用する自己資金の平均値は約1000万円です。

年収600万円の貯金額は?

年収600万円の貯金額

6~9万円/月+ボーナス

年収600万円の貯金額

年収600万円の世帯の貯金額は毎月6万円~9万円で、それに加えてボーナスを貯蓄に回すかどうかで年間の貯金額は変動しますが、よほどお金を無駄遣いしなければ年間で150万円程度の貯金ができるでしょう。

付録:年代別の年収600万到達時の貯金額

節約生活を前提に、それぞれの年代で年収600万円に到達した時に溜まっているであろう貯金額を、独自の計算式で算出しました。

独身の場合

年代貯金額
(A)30歳で600万到達する場合1896万円
(B)40歳で600万到達する場合3464万円
(C)50歳で600万到達する場合4413万円

年収600万円に到達した時に溜まっているであろう貯金額を独自の計算式に当てはめて算出しました。

夫婦二人以上の世帯の場合

年代貯金額
(A)30歳で600万到達する場合638万円
(B)40歳で600万到達する場合0円
(C)50歳で600万到達する場合0円

夫婦2人+子供1人の計算で年収600万円に到達した時に溜まっているであろう貯金額を独自の計算式に当てはめて算出しました。

子供を持つ世帯で40代以降に年収600万円に到達する場合は、平均的な消費支出通りに生活すると、子供が生まれたタイミングで資金がショートします

多くの年収600万世帯では、子育てを考慮する場合、日常的な節約、公営住宅や社宅などの利用で抑えられる出費は抑えて生活しています。

まとめ

以上、「年収600万は高い?独身・既婚別の生活レベル(家賃・住宅ローン・貯金額)徹底調査」でした。年収600万円を稼いでいる方も、そうでない方も、この記事を参考にしていただければ幸いです。労働者人口の上位20%に入る年収600万円と言えど、配偶者や子供を養う必要があると、余裕のある生活はできません。逆に独身で年収600万円もあれば、よほど贅沢をしない限りかなり余裕のある生活ができるでしょう。

また、年収600万円の手取りや人口割合などがきになる方は「年収600万の手取りや所得税、割合と職業は?」をご覧ください。

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