年収300万は普通?生活レベル(家賃・住宅ローン・貯金額)を徹底調査!

最終更新日: 2019/07/26 16:27
年収300万円の生活調査のバナー

年収300万円を稼ぐ人の家賃や住宅ローン、貯金額などの生活レベルに関してまとめた記事です。個人で年収300万円と言えば労働人口の上位60.26%のようですが、生活に余裕があるとは言えません。年収300万円の世帯がどのような生活をしているかが気になる方はこの記事をご覧ください。

年収や手取りに関する基礎知識が欠けている方は、「年収とは?額面、所得、手取りの違いを徹底解説」を参考にしてください。

年収300万円のバナー
年収300万のデータ
年収300万円のバナー
年収300万の生活

年収300万円の生活レベルは?

年収300万円の生活レベルを厚生労働省の「国民生活基礎調査」や「賃金構造基本統計調査」を参考に計算しました。

独身で年収300万

年収300万円の生活調査のバナー
独身で年収300万の生活レベル

上位62.26%の収入

冒頭でも述べたように、単独で年収300万円以上稼いでいる人は、労働人口の上位62.26%に属します(参考:国税庁「民間給与実態調査の概要 H29」)。所得税や健康保険などを差し引いた手取りは245万円と、納めるべき税も多くはありません。

労働者の約40%が非正規雇用労働者であることを考慮すると、年収300万円は、正規雇用と非正規雇用の収入の分かれ目とも見れるでしょう。

家賃、食費、光熱費などの固定費用で一月の収入はほとんど使ってしまうのが、年収300万円の生活です。実家暮らしであれば問題無く生活はできますが、一人暮らしとなると、日常的に節約を意識する必要があります。

【PR】dodaが薦める優良企業の求人

世帯年収300万円の生活

世帯年収が300万円の生活を、一人暮らし世帯、二人以上の世帯の場合で分けて計算しました。年収300万円の生活費の内訳は、総務省統計局の家計調査を参考にして算出しています。

年収300万で一人暮らしする人の生活

人暮らしのイメージ画像
一人暮らし(独身世帯)
食費¥26,687
住居費¥35,050
光熱・水道費¥7,660
家具・家事用品¥3,395
被服及び履物¥3,810
保険医療¥4,741
交通・通信¥12,671
養育費¥0
教養娯楽¥12,407
その他消費支出¥23,490
黒字(貯蓄)¥45,646
¥175,560
上記の月収に加えて、年収300万円の場合は1年で約35万円のボーナス(手取り)を受け取ることができます。

家賃は3.5万円

年収300万円一人暮らし世帯の住居費平均は3.5万円です。実家暮らし、社員寮などに住める方は1~3万/月程度の家賃で、賃貸マンションなどに住んでいる方は5~6万/月程度の家賃。

都心でなんとか一人暮らしできる金額

独身で年収300万円稼いでいれば、都心でもなんとか一人暮らしができます。しかし、部屋の間取り、食費や被服費など様々な面で節約が必要です。年収300万円は独身といえども贅沢はできません。

ボーナスは貯金

年収300万円と言うと、非正規雇用と正規雇用の狭間に位置する年収帯です。たまには贅沢をしたいと思うかもしれませんがグッと我慢して、ボーナスは貯金に回しましょう。突然の大きな出費に耐えられるように。

年収300万で二人以上の生活

夫婦二人暮らしのイメージ画像
二人暮らし以上世帯
食費¥29,269
住居費¥35,166
光熱・水道費¥8,650
家具・家事用品¥4,242
被服及び履物¥4,341
保険医療¥5,171
交通・通信¥15,943
養育費¥4,443
教養娯楽¥11,230
その他消費支出¥23,748
黒字(貯蓄)¥33,356
¥175,560
上記の月収に加えて、年収300万円の場合は1年で約35万円のボーナス(手取り)を受け取ることができます。

母子家庭や父子家庭が該当

二人以上の世帯で世帯年収300万というと、全世帯の中央値よりもだいぶ低いです(参考:国民生活基礎調査)。しかし、年収300万円世帯であれば、高等教育の無償化幼保無償化の大きな恩恵を受けられるため、子供の教育費は大きく軽減されます。

基本的に余裕は無い

二人以上の世帯で年収が300万円であれば、生活必需品の購入や食費、住居費で稼ぎのほとんどを使ってしまいます。しかし、上記のように公的支援の恩恵を受けやすい収入であるため、年収400万円世帯と比較しても実はグレードの高い生活をする余地が残されています。自身の年収で受けられる公的支援についての知識は漏れのないように得たいところですね。

年収300万円の家賃平均は?

年収300万円の生活調査のバナー
年収300万円の家賃

3.5万円/月

年収300万円世帯の平均的な家賃

年収300万円の人が使える家賃についてお話ししましょう。年収300万円を稼いでいる世帯を全て合算した平均値としては、住居費は3.5万円程度です(あくまで平均値)。

実家暮らしや寮暮らしの方も計算に含まれているので、上記の数値になりますが、賃貸マンションなどに住んでいる方は5~6万円の家賃を支払っています。

また、二人以上の世帯で年収300万円であれば、公営住宅の審査にも通りやすいので、家賃はかなり安くすませられます。

年収300万円の住宅購入額とローンは?

年収300万円の生活調査のバナー
年収300万円の住宅

約1250万(2250万)

年収300万円のローン

約750万(1750万)

年収300万円の自己資金

約500万(仮)

年収300万世帯の住宅購入額

国土交通省の住宅市場動向調査報告書を参考に計算した結果、年収300万世帯の平均的な住宅購入額は約1250万円と算出されました。

しかし、建物込みで約1250万円前後の住宅はほとんど見つかりません。年収300万円稼いでいる方の住宅ローン限度額の相場は1750万円程度なので、借入額を1750万円目一杯おまで増やし、約2250万円の物件を購入することが可能です。

また、年収300万円世帯は、物件を購入せずに賃貸で生活している場合も少なくありません。

年収300万世帯のローン

年収300万円世帯が借入できるローン限度額の相場は1750万円程度です。

年収300万世帯の自己資金

年収300万円世帯が住宅購入の際に使用する自己資金の平均値は約500万円です。

年収300万円の貯金額は?

年収300万円の生活調査のバナー
年収300万円の貯金額

3~5万円/月+ボーナス

年収300万円の貯金額

年収300万円の世帯の貯金額は毎月3万円~5万円で、それに加えてボーナスを貯蓄に回すかどうかで年間の貯金額は変動しますが、よほどお金を無駄遣いしなければ年間で70万円程度の貯金ができるでしょう。

付録:年代別の年収300万到達時の貯金額

節約生活を前提に、それぞれの年代で年収300万円に到達した時に溜まっているであろう貯金額を、独自の計算式で算出しました。

独身の場合

年代貯金額
(A)30歳で300万到達する場合182万円
(B)40歳で300万到達する場合10万円
(C)50歳で300万到達する場合0万円

年収300万円に到達した時に溜まっているであろう貯金額を独自の計算式に当てはめて算出しました。

【PR】dodaが薦める優良企業の求人

まとめ

以上、「年収300万は高い?生活レベル(家賃・住宅ローン・貯金額)を徹底調査!」でした。年収300万円を稼いでいる方も、そうでない方も、この記事を参考にしていただければ幸いです。労働者人口の上位60.26%に入る年収300万円と言えど、配偶者や子供を養う必要があると、余裕のある生活はできません。逆に独身で年収300万円もあれば、よほど贅沢をしない限りかなり余裕のある生活ができるでしょう。

また、年収300万円の手取りや人口割合などがきになる方は「年収300万の手取りや所得税、割合と職業は?」をご覧ください。

その他の年収別の生活調査に関する記事

年収300万円のバナー
年収300万のデータ
年収300万円のバナー
年収300万の生活
年収別の生活調査
1年収2000万円の生活8年収600万円の生活
2年収1500万円の生活9年収500万円の生活
3年収1200万円の生活10年収400万円の生活
4年収1000万円の生活11年収300万円の生活
5年収900万円の生活12年収200万円の生活
6年収800万円の生活13年収100万円の生活
7年収700万円の生活--

関連記事

人気記事

CLABEL(くらべる)は、進学、就職など人生の大切な意思決定をお助けする人生の攻略サイトです。上場企業が提出する「有価証券報告書」や厚生労働省の「国民生活基礎調査」のような公開情報であるデータを論拠に、よりたくさんの方が理解しやすい形で情報を提供していきます。
詳しくはこちら