【2021年最新版】日本人の平均年収は436万円!10年分の年収推移や割合、男女内訳など徹底調査
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皆さんは日本人の平均年収はご存知ですか?令和2年9月に発表された国税庁の民間給与実態調査によると、日本人の平均年収は 436万円ということが分かっています。
この記事では、日本人の年収の比率、平均年収の内訳、平均年収の生活費内訳を紹介しています。
世帯別に、食費や住居費、水道・光熱費などの内訳をまとめているので、自分の生活モデルと比較してみてください。
「自分の年収が高いのか低いのかを知りたい!」という方は、自分の年収と日本人の平均年収436万円と比べて参考にしていただければ幸いです。
日本人の平均年収は436万円
436万円
国税庁の民間給与実態調査によると、令和元年における日本人の平均年収は約436万円となっています。自分の年収レベルや生活水準を知りたい場合は、平均年収436万円と比較してみるとよいでしょう。
日本の平均年収の推移
平均年収 | 対前年伸び率 | |
---|---|---|
令和元年度 | 436万円 | -1.0% |
平成30年度 | 441万円 | 2.0% |
平成29年度 | 432万円 | 2.5% |
平成28年度 | 422万円 | 0.3% |
平成27年度 | 420万円 | 1.3% |
平成26年度 | 415万円 | 0.3% |
平成25年度 | 414万円 | 1.4% |
平成24年度 | 408万円 | -0.2% |
平成23年度 | 409万円 | -0.7% |
平成22年度 | 412万円 | 1.5% |
平成21年度 | 406万円 | -5.5% |
平成20年度 | 430万円 | -1.7% |
平成19年度 | 437万円 | 0.5% |
民間給与実態調査を確認してみると、令和元年日本の平均年収は436万円と、リーマンショック以前の水準まで回復しています。
とはいえ、当時と比較すると消費税率や保険料が上がっているので、年収と実際に使えるお金には乖離があるでしょう。
平均年収436万円の割合(労働人口)

平均年収436万円を稼ぐ人の割合(400万円~500万円)は、労働人口の約15%です。また、平均年収436万円以上を稼ぐ人の割合(400万円~2500万円超)は、労働人口の45.76%です。
学歴別の平均年収
大卒 大学院卒 | 高専卒 短大卒 | 高卒 | |
---|---|---|---|
男性 | 480万円 | 377万円 | 351万円 |
女性 | 355万円 | 306万円 | 257万円 |
賃金構造基本統計調査を参考に独自の計算式で算出した数値
学歴別の平均年収を確認すると、大卒男性の年収が480万円、高専・短大卒男性の年収が377万円、高卒男性の年収が351万円、大卒女性の年収が355万円、高専・短大卒女性の年収が306万円、高卒女性の年収が257万円です。
学歴/年代別の平均年収(男性)
大卒 大学院卒 | 高専卒 短大卒 | 高卒 | |
---|---|---|---|
年齢計 | 480万円 | 377万円 | 351万円 |
~19 | - | - | 219万円 |
20~24 | 275万円 | 252万円 | 243万円 |
25~29 | 319万円 | 287万円 | 280万円 |
30~34 | 386万円 | 324万円 | 310万円 |
35~39 | 451万円 | 357万円 | 341万円 |
40~44 | 515万円 | 391万円 | 371万円 |
45~49 | 570万円 | 439万円 | 400万円 |
50~54 | 642万円 | 478万円 | 417万円 |
55~59 | 627万円 | 480万円 | 418万円 |
60~64 | 462万円 | 351万円 | 311万円 |
65~69 | 434万円 | 312万円 | 277万円 |
70~ | 481万円 | 275万円 | 255万円 |
学歴別の平均年収(男性)は、賃金構造基本統計調査を参考に独自の計算式で算出したものです。参考程度のご活用ください。
学歴/年代別の平均年収(女性)
大卒 大学院卒 | 高専卒 短大卒 | 高卒 | |
---|---|---|---|
年齢計 | 355万円 | 306万円 | 257万円 |
~19 | - | - | 207万円 |
20~24 | 269万円 | 252万円 | 223万円 |
25~29 | 299万円 | 278万円 | 237万円 |
30~34 | 336万円 | 289万円 | 245万円 |
35~39 | 364万円 | 303万円 | 253万円 |
40~44 | 407万円 | 323万円 | 265万円 |
45~49 | 431万円 | 338万円 | 276万円 |
50~54 | 479万円 | 349万円 | 277万円 |
55~59 | 469万円 | 346万円 | 274万円 |
60~64 | 413万円 | 302万円 | 240万円 |
65~69 | 441万円 | 291万円 | 230万円 |
70~ | 472万円 | 308万円 | 235万円 |
学歴別の平均年収(男性)は、賃金構造基本統計調査を参考に独自の計算式で算出したものです。参考程度のご活用ください。
年齢階層別男女の平均年収
年齢 | 男性 | 女性 | 計 |
---|---|---|---|
10代 | 162万 | 114万 | 137万 |
20代前半 | 284万 | 249万 | 267万 |
20代後半 | 404万 | 326万 | 370万 |
30代前半 | 470万 | 315万 | 410万 |
30代後半 | 528万 | 314万 | 448万 |
40代前半 | 581万 | 319万 | 476万 |
40代後半 | 635万 | 313万 | 502万 |
50代前半 | 682万 | 322万 | 529万 |
50代後半 | 686万 | 298万 | 520万 |
60代前半 | 537万 | 242万 | 416万 |
60代後半 | 410万 | 211万 | 382万 |
70代以上 | 545万 | 293万 | 441万 |
民間給与実態統計調査 + 賃金構造基本統計調査の概要から試算した数値となります。
勤続年数別男女の平均年収
年数 | 男性 | 女性 | 計 |
---|---|---|---|
1年~4年 | 398万 | 244万 | 322万 |
5年~9年 | 469万 | 277万 | 382万 |
10年~14年 | 548万 | 308万 | 449万 |
15年~19年 | 606万 | 342万 | 506万 |
20年~24年 | 684万 | 379万 | 584万 |
25年~29年 | 750万 | 436万 | 666万 |
30年~34年 | 771万 | 419万 | 681万 |
35年以上 | 672万 | 342万 | 586万 |
全体平均 | 545万 | 293万 | 441万 |
日本の平均年収の男女内訳
令和元年 | 平均給料 | 平均賞与 | 平均給与 |
---|---|---|---|
男 | -万 | -万 | 540.0万 |
女 | -万 | -万 | 296.0万 |
計 | 366万 | 70万 | 436万 |
平均年収436万の手取りと所得税・住民税
日本人の平均年収である436万円を稼ぐ場合、内訳は以下の通りです。約86万円は控除され、実際手元に残るのは約350万円となっています。
内訳 | 金額 |
---|---|
年収 | 436万円 |
所得税 | 10.5万円 |
住民税 | 21.0万円 |
社会保険・年金 | 53.5万円 |
手取り年収 | 350万円 |
手取り月収 | 29.2万円 |
※ボーナスを考えない場合
平均年収436万円の月の生活費内訳
平均年収436万円、手取り月収が29.2万円の人の生活費内訳をパターン別に紹介します。
1人暮らし
内訳 | 金額 |
---|---|
食費 | 24,800円 |
住居費 | 74,400円 |
水道・光熱費 | 12,000円 |
通信費 | 15,000円 |
保険料 | 15,000円 |
教育費・養育費 | 0円 |
趣味・娯楽・交際費 | 39,680円 |
日用雑貨 | 7,440円 |
貯蓄 | 74,400円 |
その他 | 27,280円 |
1人暮らしで稼ぎが平均年収と同様に436万円であれば、都内でもかなり余裕のある暮らしができます。うまくやりくりできれば、年に100万を貯めることも夢ではありません。
夫婦2人暮らし
内訳 | 金額 |
---|---|
食費 | 32,900円 |
住居費 | 70,500円 |
水道・光熱費 | 15,000円 |
通信費 | 20,000円 |
保険料 | 20,000円 |
教育費・養育費 | 0円 |
趣味・娯楽・交際費 | 32,900円 |
日用雑貨 | 9,400円 |
貯蓄 | 58,750円 |
その他 | 30,550円 |
夫婦2人暮らしで稼ぎ手が一人の場合、平均年収と同様の436万円では、首都圏では標準的、地方では比較的余裕のある生活が送れます。ただ2人の将来を考えると、スマートフォンを格安SIMに切り替えたり、保険料の見直しを考える必要があるでしょう。
夫婦2人と子供1人
内訳 | 金額 |
---|---|
食費 | 35,040円 |
住居費 | 65,700円 |
水道・光熱費 | 17,000円 |
通信費 | 24,000円 |
保険料 | 30,000円 |
教育費・養育費 | 19,710円 |
趣味・娯楽・交際費 | 32,850円 |
日用雑貨 | 10,950円 |
貯蓄 | 21,900円 |
その他 | 32,850円 |
夫婦と子供1人暮らしで稼ぎ手が1人の場合、平均年収と同様の436万円ではかなり窮屈な生活を送らなければなりません。東京都で生活をしていくにはかなりの節約が必要でしょう。
番外編:平均年収を上回るためにはどうすれば良い?
平均年収が436万円と発表されている日本の労働環境でサラリーマンとして年収を上げるには、
- 昇進(昇給)
- 転職
の2択が一般的です。
しかし、現在の収入が平均年収に明らかに届いていない場合、昇進してもそのまま年収がほとんど上がらないパターンもあります(非正規雇用や業界慣習などが原因)。
このようなケースは、人によって様々です。まずはあなたの現状を確認するためにも、転職エージェントを利用した転職活動をおすすめします。
年収を上げる転職をするならエージェントを使おう
転職で年収を上げたい場合、転職エージェントを利用すると良いでしょう。転職エージェントを利用することで、プロの転職エージェントによるキャリアカウンセリングを無料で受けられます。
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日本の平均年収436万円は高く感じましたか?
あなたの希望する年収をもらえていないのは。あなたの会社がそもそもが高い給与を出せない仕組み・慣習である場合があります。
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この記事を読んで、あなたの年収に少しでも不安を感じたのであれば、一度dodaに登録して自分が本来貰える可能性のある年収診断をはじめとしたキャリアカウンセリングを受けることをおすすめします。
まとめ
家族の形態、住む地域によって必要なお金は変わりますが、この平均年収436万円の控除、手取り、生活費内訳を指標にしていただければ幸いです。
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