自然科学系研究者の年収と手取りとボーナスまとめ!仕事内容やなる方法は?
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この記事では、自然科学系研究者の平均年収や手取り額、ボーナスの実態についてを政府統計などのデータを参考にまとめています。これから自然科学系研究者を目指す方も、現在自然科学系研究者の方も、自然科学系研究者の年収が低いか高いかが気になる方は、この記事を参考にしてみてください。この記事では厚生労働省の『賃金構造基本調査』を中心に、厚生労働省・国税庁などで公開されているデータを元に独自の計算式で算出した数値を掲載しています。
本記事で掲載しているデータは「賃金構造基本統計調査(厚生労働省)」を中心に、厚生労働省や国税庁で一般公開されている統計データを元に、独自の計算式で算出した数値を掲載しています。参考値としてご覧ください。
自然科学系研究者の平均年収の推移
年 | 男女合計 | 男性 | 女性 |
---|---|---|---|
2019年 | ¥6,812,500 | ¥7,067,600 | ¥6,014,000 |
2018年 | ¥6,531,500 | ¥6,793,600 | ¥5,642,500 |
2017年 | ¥6,739,700 | ¥7,065,200 | ¥5,772,000 |
2016年 | ¥6,430,900 | ¥6,656,900 | ¥5,570,200 |
2015年 | ¥6,008,700 | ¥6,587,500 | ¥4,828,800 |
2014年 | ¥5,997,900 | ¥6,365,100 | ¥5,044,200 |
2013年 | ¥6,309,700 | ¥6,566,800 | ¥5,526,900 |
2012年 | ¥6,685,400 | ¥6,957,400 | ¥5,815,700 |
2011年 | ¥6,574,100 | ¥6,829,300 | ¥5,675,100 |
2010年 | ¥6,455,000 | ¥6,781,200 | ¥4,991,200 |
2019年の自然科学系研究者の平均年収は、男706万円・女601万円・計681万円でした。日本の労働者の平均年収が約436万円なので、自然科学系研究者の平均年収は高いですね。
自然科学系研究者の性別毎の平均年収
男女合計の平均年収
681万円
年収ランキング12
位
男性の平均年収
706万円
男性別年収ランキング12
位
女性の平均年収
601万円
女性別年収ランキング12
位
自然科学系研究者の世代別平均年収
年齢 | 年収 | 月収 | 賞与(2回分) |
---|---|---|---|
20~24 | ¥4,404,962 | - | - |
25~29 | ¥5,148,206 | ¥321,762 | ¥1,287,051 |
30~34 | ¥5,950,718 | ¥371,919 | ¥1,487,679 |
35~39 | ¥6,634,693 | ¥414,668 | ¥1,658,673 |
40~44 | ¥7,297,549 | ¥456,096 | ¥1,824,387 |
45~49 | ¥8,023,762 | ¥501,485 | ¥2,005,940 |
50~54 | ¥8,489,737 | ¥530,608 | ¥2,122,434 |
55~59 | ¥8,328,962 | ¥520,560 | ¥2,082,240 |
60~64 | ¥6,482,093 | ¥405,130 | ¥1,620,523 |
65~69 | ¥6,238,887 | ¥389,930 | ¥1,559,721 |
上記のデータは賞与を月収×4ヶ月分(夏・冬)と仮置きして算出しています。
自然科学系研究者の生涯賃金
自然科学系研究者
3億2700万円
一般的な生涯賃金
2億928万円
自然科学系研究者の詳しい年収
役職・雇用形態・学歴別の平均年収に掲載している数値は、平均年収を元に試算した結果です。高卒者の割合が0%の職種に関しても、数値は掲載されているので、あくまで参考程度にご覧ください。
役職別の推定年収
- 部長クラス1259万円
- 課長クラス1005万円
- 係長クラス749万円
学歴別の推定年収
- 大学卒681万円
- 高専・短大卒522万円
- 高卒491万円
雇用形態別の推定年収
正社員
681万円
非正規社員
368万円
自然科学系研究者の仕事
自然科学系研究者とは、研究所や研究室に所属し、試験・研究の仕事に従事する者を言います。自然科学研究者は、大学や企業で研究員として仕事をし、物理学・化学・生物学などの自然科学に関する知識と技術を用いて、それらの技術・知識の発展をするために日々実験を繰り返しています。
また、そのような研究内容を論文や報告書にまとめ、学会で発表するのも自然科学研究者の仕事です。研究内容に関しては、日本国内だけではなく、海外でも共有し、情報交換をする必要があります。そのため、母国語(日本語)の他に、世界共通語の英語をマスターする必要があります。
自然科学系研究者のなり方
自然科学系研究者になるためには、自然科学の分野に該当する大学院を卒業し、専門分野の製品開発などを行なっている企業に研究者として就職するか、そのまま大学に乗り、研究者として「助手→講師→准教授→教授」のルートを狙うような道のりになります。
まとめ
以上、『自然科学系研究者の年収と手取りとボーナスまとめ!仕事内容やなる方法は?』でした。自然科学系研究者の平均年収は、日本の労働者の平均年収と比較して約1.5倍です。職業の平均年収などのデータから、今後のキャリアに繋がる意思決定の材料としてお役に立てていれば幸いです。
本記事で掲載しているデータは「賃金構造基本統計調査(厚生労働省)」を中心に、厚生労働省や国税庁で一般公開されている統計データを元に、独自の計算式で算出した数値を掲載しています。参考値としてご覧ください。
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