【2020年最新版】社会保険労務士(社労士)試験の合格率や難易度、おすすめの参考書を徹底解説!

最終更新日: 2020/07/29 19:13
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社会保険労務士(社労士)試験に関する総合解説記事です。社会保険労務士試験の合格率や難易度、試験日、取得するメリット、おすすめの参考書などについて、2020年度最新の情報を掲載しています。

社会保険労務士試験に興味がある人は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

社会保険労務士(社労士)試験の概要

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試験科目

社会保険労務士試験では、労働基準法や社会保険制度、最新の労働統計などについて幅広い知識が問われます。

  1. 労働基準法と労働安全衛生法
  2. 労働者災害補償保険法
  3. 雇用保険法
  4. 労務管理や労働に関する一般常識
  5. 社会保険に関する一般常識
  6. 健康保険法
  7. 厚生年金保険法
  8. 国民年金法

出題形式

社会保険労務士試験では、午前に選択式(80分)、午後に択一式(210分)の試験が行われます。選択式は40点満点、択一式は70点満点です。

選択式

午前の選択式は、長文中の5つの空欄に入るものを与えられた選択肢の中から選んで解答する試験です。

語句や数字はもちろん、長めの条文が丸ごと空欄になることもあり、膨大な暗記量をいかに正確に記憶しているかが問われます。記述式ではないので一見簡単そうに思えますが、選択肢が多いので勘だけではなかなか当たらないでしょう。

空欄ごとに入りそうな選択肢をグループ分けして考えるのが、選択式の問題を解くコツです。

択一式

午後の択一式では、5つの選択肢の中から、正しいもの又は間違っているものを1つ選んで解答します。

社会保険労務士試験の択一式の選択肢はかなり紛らわしく、早慶の日本史・世界史ほどの重箱の隅をつつくような知識の理解が求められます。また、全部で70問も出題されるので、時間との勝負にもなります。

合格基準

社会保険労務士試験の合格基準は、合格発表時に公表されます。

社会保険労務士試験に合格するためには、選択式・択一式両方の試験で合格基準を満たさなければいけないだけでなく、科目ごとの合格基準も満たさなければいけません

つまり、総得点でどれだけ高得点をとったとしても、基準点に満たない科目が1科目でもある場合は不合格になってしまうということです。

ですので、苦手科目を作らないように、全科目をバランス良く学習していくことが、社労士試験においては特に大切だと言えるでしょう。

目安として、以下のように、おおよそ7割の得点率を目指して勉強するようにしてください。

選択式択一式
総得点27点以上48点以上
各科目3点以上4点以上

受験資格

社会保険労務士試験を受験するためには、一定の受験資格を満たしている必要があります。主な受験資格には、以下のようなものがあります。

  • 大学、短大、もしくは5年制の高等専門学校を卒業した者
  • 大学において、62単位以上を取得している者(短大は不可)
  • 厚生労働大臣が認めた国家試験に合格している者(公認会計士・弁理士・税理士・中小企業診断士など)
  • 行政書士となる資格を有する者

試験日

2020年度社会保険労務士試験の試験日は、8月23日(日)です。

今年は新型コロナウイルスの影響により変更となる可能性が高いため、社会保険労務士試験オフィシャルサイトの情報を適宜よく確認するようにしましょう。

社会保険労務士(社労士)試験の合格率と難易度

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近年の合格率の推移

近年の社会保険労務士試験の合格率の推移は以下の通りです。

2015年2016年2017年2018年2019年
2.6%4.4%6.8%6.3%6.6%

難易度と勉強時間

上記のように、社会保険労務士試験は合格率5%前後の難関国家試験です。同程度の難易度の国家試験としては、中小企業診断士などが挙げられます。

合格に必要な勉強時間は800〜1000時間程度と言われていますので、毎日3時間ずつくらい勉強すれば、1年で合格できる可能性が高いでしょう。

大学受験に例えると、おおよそ早慶の下位学部(偏差値65前後)と同等の難易度になります。

社会保険労務士(社労士)のメリット

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どのような業種でも需要がある

社会保険労務士は人事・労務管理・社会保険に関する国家資格です。どのような業種であれ、労働者を雇っている限り人事や労務の仕事は必ず行わなくてはならないため、社会保険や労働法に精通した人材として、どのような業種・企業においても需要があります。

独占業務があるので独立開業も可能

国家資格には業務独占資格と名称独占資格がありますが、社会保険労務士は業務独占資格です。つまり、社会保険労務士の資格を有していなければ他人から報酬を得て行ってはいけないという独占業務が存在するため、独立開業しても生計をたてていける資格だと言えます。

また、年金や社会保険、仕事・働き方に関するライターとして活躍している人もいます。

例えば、社会保険労務士の独占業務には主に以下のようなものがあります。

1号業務

  • 健康保険や厚生年金の算定基礎届や月額変更届の作成
  • 労働保険の年度更新手続き
  • 健康保険の出産手当金や傷病手当金などの給付申請手続き
  • 職場で労使間のトラブルが起きた際の紛争解決業務(特定社会保険労務士のみ)

2号業務

  • 就業規則や賃金規定などの作成・届出
  • 労働者名簿や賃金台帳などの作成

補佐人制度

職場で労使間のトラブルが起きて裁判になった場合、法廷において弁護士と共に補佐人として出廷し陳述します。

高齢化社会の日本において年金のプロとして活躍できる

少子高齢化が進む日本において、人々の年金問題に関する関心はますます高くなっています。

社会保険労務士は年金に関するプロとして、専門家の視点からコンサルティングができるため、現在の日本において高い需要がある資格だと言えるでしょう。

社会保険労務士(社労士)試験のおすすめ参考書・問題集

社会保険労務士に関する参考書や問題集は数多くありますが、いくつものテキストに手を出すよりも、参考書と問題集合わせて3、4冊程度に絞って、インプットとアウトプットを何度も繰り返すのが良いでしょう。

参考書



見やすいフルカラーレイアウトで、社会保険労務士試験合格に必要な情報が初学者にも分かり易く解説されている参考書です。

もちろん、「働き方改革関連法」など最新の法改正にもしっかりと対応されています。

労働関連科目と社会保険関連科目で2冊に分解することができ、持ち運びにも便利です。

問題集





社会保険労務士試験において、多くの的中実績のある予想問題集です。「選択対策」と「択一対策」の2冊があります。

問題は「Basic」と「Step-Up」の2段階で構成されているので、学習を始めたばかりの頃から試験直前期まで、長く使用できる問題集だと言えるでしょう。

直前予想模試



30年以上の徹底した過去問研究成果を活かし、厳選された予想問題はもちろんのこと、科目別の攻略法から試験直前の過ごし方まで細かく解説されています。

更に、本書に掲載されている直前予想模試2回分については、Youtubeで無料の解説動画も配信されています。

まとめ

以上「社会保険労務士(社労士)試験の合格率や難易度、おすすめの参考書を徹底解説!」でした。

社会保険労務士試験は合格率5%前後の難関国家試験ではありますが、良くも悪くも暗記試験なので、覚えるべきところを正確に覚え、繰り返し問題を解いてパターンを掴めば、誰でも合格できる可能性のある試験だと言えるでしょう。

また、CLABELでは他の資格についても解説していますので、興味のある資格がありましたら、ぜひ以下のリンクから参考にしてみてください。

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