漢字検定は就職で有利になる?漢検の合格率、大学生や社会人が取得するメリットなどを徹底解説

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「漢字検定(漢検)」に関する総合解説記事です。漢字検定の合格率や難易度、試験概要、取得するメリット、おすすめの問題集などを紹介しています。漢字検定を受験しようと考えている方はぜひ参考にしてください。

漢字検定(漢検)とは

漢字検定とは、日本漢字能力検定協会が運営している、漢字能力を測定する技能検定です。単に漢字を読んだり書いたりといった知識量のみならず、漢字の意味を正しく理解し、文章の中で適切に使える能力も測ります。

漢検は特に小学校〜高校の教育現場でよく受験されている検定ですが、漢字は年齢に関係なく学べる身近な学習対象であるため、3歳から102歳という幅広い年齢層の人が挑戦しています。

漢字検定(漢検)の試験概要

試験方式

漢字検定には、以下の3つの受験方式があります。

受験方式説明
個人受験全国47都道府県の主要都市約180か所に設けられた会場で受検する方法。
団体受験学校や塾、企業などの団体で志願者を10名以上集めて、まとめて申し込みを行う方法。受検場所によって「準会場受検」と「団体公開会場受検」の2つがある。
漢検CBTCBT会場でコンピューターを使って受検する方法。年3回の検定日に限定されずに、都合の良い日程を選んで受検することができる。(2~7級のみ)

各級のレベルと主な出題項目

1級準1級2級
レベル常用漢字を含めて、約6000字の漢字(JIS第一・第二水準を目安とする)を理解し、文章の中で適切に使える。漢字マニアレベル。常用漢字を含めて、約3000字の漢字(JIS第一水準を目安とする)を理解し、文章の中で適切に使える。大学生や社会人レベル。2136字の常用漢字が全て読み書きでき、文章の中で活用できる。高校卒業〜大学生レベル。
出題項目漢字の読み、漢字の書き取り、故事・諺、対義語・類義語、同音・同訓異字、誤字訂正、四字熟語、古典的文章など。漢字の読み、漢字の書き取り、故事・諺、対義語・類義語、同音・同訓異字、誤字訂正、四字熟語、古典的文章など。漢字の読み、漢字の書き取り、部首・部首名、送り仮名、対義語・類義語、同音・同訓異字、誤字訂正、四字熟語、熟語の構成など。

大学生や社会人の方は2級以上を目指しましょう。

合格基準

満点合格基準
1級/準1級/2級200点80%程度
準2級/3級/4級/5級/6級/7級200点70%程度

漢字検定(漢検)の難易度と合格率

大学生やビジネスマンの一般教養レベルとされているのは漢検2級です。就活で評価されることが多いのも2級からなので、漢字検定を履歴書に書きたいという人は2級を目指しましょう。

2級は過去問題集1冊の問題が全て完璧に解けるようになれば合格できるでしょう。

準1級になると、過去問題集に出題されていない漢字も数多く出てきます。更に1級になると、漢字辞典や四字熟語辞典にすら載っていない漢字も普通に出題されるので、難易度の高さが窺えます。

必要な勉強時間の大まかな目安は、人によって差はありますが、2級が3級合格レベルから30時間程度、準1級が2級合格レベルから300時間程度、1級が準1級合格レベルから800時間程度です。

平成30年度の合格率

1級準1級2級
第1回11.9%6.3%21.5%
第2回7.4%7.7%19.9%
第3回5.0%21.7%22.4%

漢字検定(漢検)の良い点(魅力)

上場企業においても高い評価を受けている

漢字検定を持っていると、進学のみならず就職・転職にも有利になります。また、社員教育で漢字検定を活用している企業も少なくありません。

日本漢字能力検定協会が東証一部・二部上場企業、大証一部・二部上場企業2334社を対象に調査を行った結果、453社(19.4%)が漢字検定を新卒採用の評価指標として活用していることがわかりました。

社員教育で漢字検定を活用している企業は69社であり、社員教育のメニューに漢検が含まれる他、漢検を資格手当の支給対象としているようです。

就活の一般常識問題の対策になる

多くの企業の採用試験で実施されているSPIや常識問題などでは、漢字の読み書き問題も高い頻度で出題されます。事前に漢検2級程度の漢字能力を身につけていれば、ほとんどの企業で余裕を持って対応できるでしょう。

また、会社説明会後に手書きのエントリーシートを書かせる企業もあります。スマホが使えず検索ができない時でも、漢検合格の実力があれば誤字脱字なく正しい漢字を書けるはずです。

漢字検定(漢検)のおすすめ問題集




日本漢字能力検定協会から出版されている公式問題集です。着実に身につくステップ式で構成されており、2級の新出配当漢字が五十音順に配列されています。

実力確認や最終演習として利用できる総まとめも巻末に収録されているので、学習開始時期から受験直前期まで長く使える問題集です。




受験直前期には過去問演習にも取り組みましょう。公式過去問集には、2019年度実施の2級の検定問題が13回分全て収録されているのはもちろん、準1級の問題も1回分載っています。

更に、受検・解答にあたっての注意事項をまとめたQ&Aや、合格者平均得点・項目別正答率などがまとまっているのもおすすめポイントです。

まとめ

以上「漢字検定は就職で有利になる?漢検の合格率、大学生や社会人が取得するメリットなどを徹底解説」でした。

漢字検定は新卒採用で評価されやすく、SPIなど一般常識問題の対策にもなるので、大学生であれば2級以上を目指すのが良いでしょう。

また、CLABELでは他の検定試験に関しても解説記事を用意していますので、興味のある資格がありましたらぜひ以下のリンクからご覧ください。

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