法学検定の難易度やビジ法との違いなどについて徹底解説!就職では有利になるの?

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法学検定の試験概要や難易度、おすすめの問題集、ビジネス実務法務検定との違いなどについて解説した記事です。法学検定に興味がある方、法学検定を受験しようかどうか迷っている方はぜひ参考にしてください。

法学検定とは

法学検定とは、法学検定試験委員会が実施している、法学に関する基礎学力を客観的に評価する検定試験です。主な略称は「法検」。

等級は、ベーシック(基礎)コース、スタンダード(中級)コース、アドバンスト(上級)コースの3つがあります。受験資格は特に設けられておらず、いずれの等級も誰でも出願することができます。

法学検定は例えば、大学での単位認定であったり、企業の入社・ 配属時の参考資料などとして、様々な場面で利用されています。

ビジネス実務法務検定との違い

法律に関する民間資格としては他にビジネス実務法務検定がありますが、ビジ法は会社法や民法を中心として、企業における法律に関する「実務」に重きを置いている検定です。

ですから、ビジネスマンとして仕事をしていく上で知っておくべき法律に関する実践的知識を身に付けたい、企業の法務部や総務部などで活躍したいと思っている人は、ビジ法を受験するのをおすすめします。

実際、一般企業で認知度が高く評価されやすいのは、圧倒的にビジネス実務法務検定です。

それに対して、法学検定は憲法・民法・刑法を中心として、法学の「理論」に重きを置いています。

なので、法学部の学生が大学で習った法知識を試したり、将来的に弁護士や司法書士などの法律職を目指すのであれば法学検定の方が良いでしょう。

法学検定の試験概要

試験科目と試験時間

必修科目選択科目試験時間
基礎法学入門、憲法、民法、刑法 なし120分
中級法学一般、憲法、民法、刑法民事訴訟法、刑事訴訟法、商法、行政法、基礎法総合から1科目選択 150分
上級法学基礎論、憲法、民法、刑法民事訴訟法、刑事訴訟法、商法、行政法、労働法、破産法、経済法、知的財産法から1科目選択 150分

出題形式

いずれの等級も、出題は多肢択一形式,解答方式はマークシート方式になります。

合格基準

合否判定は法学検定試験委員会が設置する「合否判定委員会」が試験結果を分析した上で定める合格最低点を基準として行うため、合格基準が決まっている訳ではありません。

ただし、受験科目の中で0点の科目が1つでもある受験者は、総合得点に関わらず不合格となるので注意しましょう。

法学検定の難易度と合格率

法学検定は受験資格は必要ありませんが、法学に関する理論的な問題が問われるため、法学未経験者にとっては他の法律系民間資格と比べると比較的難易度が高いと言えます。

ビジ法3級と法学検定初級を比べてみると、ビジ法の方がビジネスに即した実践的な問題が多く、社会人にとってはとっつきやすいと感じるでしょう。

近年の合格率は以下の通りです。

2016201720182019
初級60.6%62.0%60.7%62.6%
中級55.8%54.8%55.3%55.3%
上級18.9%25.8%24.0%26.2%

法学検定の良い点(魅力)

法律系国家試験を目指す人の入門資格として最適

法学検定では憲法・民法・刑法という基礎法学に関して重点的に学べるため、司法試験や司法書士、行政書士といった法律系国家試験を目指す人の入門資格としては最適でしょう。

法学の各分野において日本を代表する研究者によって作られる良質な問題

法学検定試験委員会は、法学の各専門分野において日本を代表する研究者によって組織されています。各分野の気鋭の研究者によって練られた問題を出題しているため、非常に良質な問題が多く、法学部生が大学の授業の予習・復習として受けるのにおすすめです。

法学検定のおすすめ問題集




法学検定の公式問題集です。基礎コースと中級コースに関しては、実際の試験問題の6~7割が問題集から出題されます。

基本的論点をしっかりと学習できるように編集されており、各科目の全般にわたる基礎的理論・知識を無理なく身につけることが可能です。

基礎用・中級用・上級用の問題集がそれぞれ出版されているので、自分が受験する等級のものを購入しましょう。(リンク先は初級用問題集)

まとめ

以上「法学検定の難易度やビジ法との違いなどについて徹底解説!就職では有利になるの?」でした。

法学検定は法学部の学生が勉強のために受けたり、法科大学院や法律系国家資格を目指す人が受けるのにはおすすめですが、一般企業の就職・転職で資格を活かしたいと考えているならば、ビジネス実務法務検定の方がアピールになるでしょう。

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