ビジネス実務法務検定の難易度や合格率は?取得するメリット、おすすめテキストなども紹介!

66 Views

喜ぶスーツの女性

ビジネス実務法務検定に関する総合解説記事です。試験の概要、難易度と合格率、資格を取得するメリット、おすすめのテキストや問題集を紹介しています。

ビジネス実務法務検定を受験しようと考えている方、企業の法務部などで活躍したい方、仕事をしていく上で必要不可欠な法律の基礎知識を身に付けたい方は参考にしてください。

ビジネス実務法務検定とは

ビジネス実務法務検定とは、東京商工会議所が実施している、企業に生じる法的問題の解決能力やコンプライアンスに関する知識の程度を客観的に測る試験です。資格の略称は「ビジ法」。

ビジネス実務法務検定の試験勉強では、法務部門に限らず営業・販売・総務・人事・経営企画など、あらゆる職種で必要とされる実践的な法律知識を習得できます。

法学検定などと違って、学問としての法学ではなく、ビジネスにおける法律実務に重きを置いているのが特徴です。

ですから、「ビジネスパーソンとして仕事をする上で知っておくべき法律の実践的知識を身に付けたい」「企業の法務部や総務部などで活躍したい」と思っている人にビジネス実務法務検定はおすすめだと言えます。

ビジネス実務法務検定の試験概要

出題分野

3級

  • ビジネス実務法務の法体系
  • 企業取引の法務
  • 債権の管理と回収
  • 企業財産の管理と法律
  • 企業活動に関する法規制
  • 企業と会社の仕組み
  • 企業と従業員の関係
  • ビジネスに関連する家族法

2級

  • 企業取引の法務
  • 債権の管理と回収
  • 企業財産の管理・活用と法務
  • 企業活動に関する法規制
  • 株式会社の組織と運営
  • 企業と従業員の関係
  • 紛争の解決方法
  • 国際法務(渉外法務)

1級

  • 民法・商法・会社法を中心に、できるだけ全業種に共通して発生することが考えられる法律実務問題を出題(共通)
  • 特定の業種に関連する一定の法律知識に関して、法務実務の担当者が遭遇するであろう様々な場面を想定して出題(選択)

試験概要

3級2級1級
受験資格なしなし2級合格者のみ
試験時間2時間2時間共通問題:2時間
選択問題:2時間
試験形式マークシート方式マークシート方式論述問題
合格基準100点満点中70点以上100点満点中70点以上共通問題2問・選択問題2問の200点満点とし、各問題ごとに得点が50%以上で且つ合計点が140点以上
受験料4,400円6,600円11,000円

ビジネス実務法務検定の難易度と合格率

ビジネス実務法務検定には3級・2級・1級がありますが、3級と2級は他の法律系資格と比べると、比較的簡単な部類に入ります。

3級と2級はそれほど難易度が変わらないため、既に一定の社会人経験があり、常識レベルの法律知識が身についている方ならば、2級から勉強し始めても問題ありません。

1級に関しては、知識レベルは3級と2級の範囲がベースになるのですが、全問論述式問題となり、単なる知識の理解だけでは太刀打ちできないため、難易度はグンと上がると言えるでしょう。

1級の論述問題はなかなか独学では勉強しづらいので、添削課題付きの公式通信講座などを受講するのがおすすめです。

一般的に合格に必要な勉強時間は、3級が40時間程度、2級が60時間程度、1級が100時間程度と言われています。

近年の合格率は以下の通りです。

3級2級1級
2018年度79.3%42.0%11.0%
2019年度75.1%40.9%17.2%

ビジネス実務法務検定の魅力(良い点)

仕事をする上で必要不可欠な法律の基礎知識が身につく

ビジネス実務法務検定で学ぶ事柄は、業種・職種問わず全てのビジネスパーソンが知っておくべき法律の基礎知識です。そして、社員が正しい法律知識を身につけることは企業のリスク回避に繋がります。

企業が不祥事を起こしてしまうと、刑事責任や損害賠償だけでなく、社会から厳しいペナルティーを受け、永続的な信用低下に繋がることは避けられないでしょう。1人の社員のうっかりミスで会社に大きなダメージを与えてしまうことも少なくありません。

そうしたリスクを回避するための術を学ぶ方法として、ビジネス実務法務検定の勉強は大変効果的です。

法務部門への異動を希望する際にアピールになる

ビジネス実務法務検定は毎回2万人前後の人が受験する、民間の法律系資格の中では大変知名度の高い検定です。

そのため、ビジネス実務法務検定は幅広い企業で採用・異動の参考材料として使われており、具体的にはビジ法1級まで持っていると、法務部門への配属に有利になるでしょう。

ビジネス実務法務検定におすすめのテキスト・問題集



ビジネス実務法務検定の公式テキストです。ビジネス現場で日常的に起きる法律実務の実践的な問題を取り上げて分かりやすく解説されています。

2020年に民法が改正されましたが、本書の巻末には「民法(債権法)」改正」を掲載し、試験の出題範囲に関わる主な項目に関して、民法改正の概要を一覧できるようになっています。



ビジネス実務法務検定の公式問題集です。過去の検定試験に出題された頻出分野から厳選された良問を掲載しています。

民法(債権法)・民法(成年年齢)・商法・民事執行法・特許法・意匠法・独占禁止法などの改正に対応しており、関連する全ての問題に改正法に対応した分かり易い解説がなされています。

まとめ

以上「ビジネス実務法務検定の難易度や合格率は?取得するメリット、おすすめテキストなども紹介!」でした。

ビジネス実務法務検定の問題で出題されるのは、業種・職種問わずに仕事で必要不可欠な法律の基礎知識ばかりです。

ですから、例え法務部などで働いていなくとも、新入社員であれば3級、中堅社員や管理職ならば2級程度の知識は身につけていた方が良いでしょう。

大学生や社会人におすすめの資格に関する記事一覧

語学に関する資格

法律に関する資格

ビジネスに関する資格

不動産に関する資格

心理や教育に関する資格

医療や福祉に関する資格

旅行に関する資格

理工系に関する資格

ITに関する資格

教養に関する資格

関連記事

人気記事

CLABEL(くらべる)は、進学、就職など人生の大切な意思決定をお助けする人生の攻略サイトです。上場企業が提出する「有価証券報告書」や厚生労働省の「国民生活基礎調査」のような公開情報であるデータを論拠に、よりたくさんの方が理解しやすい形で情報を提供していきます。
詳しくはこちら