ビジネスキャリア検定(ビジキャリ)は就職で役立つ?おすすめの試験分野とは

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ビジネスキャリア検定(ビジキャリ)に関する解説記事です。試験概要、近年の合格率、就職で役に立つ資格かどうか、おすすめの試験分野などを解説しています。ビジネスキャリア検定を受験しようと考えている方は参考にしてください。

ビジネスキャリア検定(ビジキャリ)とは

ビジネスキャリア検定とは、職務を遂行する上で必要となる知識の習得と実務能力を評価することを目的として、中央職業能力開発協会が実施している検定試験です。略称はビジキャリ。

試験問題は厚生労働省が定める職業能力評価基準に準拠して作成されており、厚生労働省が後援を行なっています。(ロジスティクス分野は経済産業省と国土交通省)

ビジネスキャリア検定の特徴は、経営戦略・企業法務・労務管理といった8分野43試験の中から自分の職種に合った受験ができるという点です。

これまで50万人以上の人が受験している実績ある試験であり、毎年全国47都道府県で年2回実施されています。

ビジネスキャリア検定(ビジキャリ)の試験分野

試験分野等級
人事・人材開発3級・2級・1級
労務管理3級・2級・1級
経理3級・2級・1級
財務管理3級・2級・1級
営業3級・2級・1級
マーケティング3級・2級・1級
生産管理BASIC級・3級・2級・1級
企業法務3級・2級
総務3級・2級
ロジスティクスBASIC級・3級・2級・1級
経営情報システム3級・2級・1級
経営戦略3級・2級・1級

おすすめの試験分野

上記の試験分野の中でおすすめなのは、「人事・人材開発」「生産管理」「総務」「ロジスティクス」です。

これら4分野は、比較的他にメジャーな資格が少ないので、取得する価値が大きいと言えるでしょう。特に、生産管理とロジスティクスは細かく試験区分が分かれており、自分自身の仕事により適した試験を受けられます。

逆にこれら以外の分野に関してはビジネスキャリア検定よりも取得する価値のある同難易度の資格が多く、例えば経理であれば簿記、経営情報システムであればITパスポート、企業法務であればビジネス実務法務検定などを取得した方が良いです。

ビジネスキャリア検定(ビジキャリ)の試験概要

BASIC級3級2級1級
出題形式真偽法4肢択一5肢択一論述式
出題数70問40問40問2問
試験時間60分110分110分150分
合格基準出題数の概ね70%以上の正答出題数の概ね60%以上の正答出題数の概ね60%以上の正答試験全体として概ね60%以上かつ問題毎に30%以上の得点
受験料3,300円6,200円7,700円11,000円
レベル学生、就職希望者、内定者、入社して間もない方実務経験3年程度(係長、リーダー相当職を目指す方)実務経験5年程度(課長、マネージャー相当職を目指す方)実務経験10年以上(部長、ディレクター相当職を目指す方)

ビジネスキャリア検定(ビジキャリ)の合格率

以下は令和元年度前期試験の合格率です。

試験区分名合格率
1級人事・人材開発・労務管理16%
2級人事・人材開発48%
3級人事・人材開発69%
2級労務管理29%
3級労務管理50%
1級経理・財務管理33%
2級経理37%
3級経理(簿記・財務諸表)43%
3級経理(原価計算)51%
2級財務管理(財務管理・管理会計)23%
3級財務管理50%
1級営業・マーケティング17%
2級営業35%
3級営業52%
2級マーケティング47%
3級マーケティング64%
1級生産管理38%
2級生産管理プランニング(製品企画・設計管理)61%
2級生産管理プランニング(生産システム・生産計画)(加工型・組立型)35%
2級生産管理プランニング(生産システム・生産計画)(プロセス型)47%
3級生産管理プランニング72%
2級生産管理オペレーション(作業・工程・設備管理)65%
2級生産管理オペレーション(購買・物流・在庫管理)64%
3級生産管理オペレーション49%
2級企業法務(組織法務)33%
2級企業法務(取引法務)39%
3級企業法務52%
2級総務32%
3級総務59%
1級ロジスティクス17%
2級ロジスティクス管理44%
3級ロジスティクス管理47%
2級ロジスティクス・オペレーション34%
3級ロジスティクス・オペレーション45%
1級経営情報システム18%
2級経営情報システム(情報化企画)64%
2級経営情報システム(情報化活用)46%
3級経営情報システム65%
1級経営戦略16%
2級経営戦略40%
3級経営戦略72%

ビジネスキャリア検定(ビジキャリ)は就職で役立つか

ビジネスキャリア検定は、自己啓発のために受けたり、社内での異動・キャリアアップのために受験するのであればおすすめです。

実際、ビジネスキャリア検定を社員教育の一環として活用している大手企業も少なからずあります。

しかしながら、就職や転職においてはそれほど有利になる資格とは言えないでしょう。

その理由としては、知名度があまり高くないからということもありますが、実施している試験区分が非常に多く、ビジネスキャリア検定という資格名自体にそれほど専門性を見出せないからです。

「ビジネスキャリア検定」とだけ聞いても、どのような資格なのかパッとイメージしづらいでしょう。

なので、他にメジャーな資格があるのならば、ビジネスキャリア検定は優先的に取得するべき資格ではありません。

例えば、ビジキャリ2級経理などを取得するのであれば、日商簿記2級を取った方がはるかに就活にはプラスになるでしょう。

まとめ

以上「ビジネスキャリア検定(ビジキャリ)は就職で役立つ?おすすめの試験分野とは」でした。

ビジネスキャリア検定には数多くの試験区分がありますので、今の仕事に資格の勉強を役立てたい、他に配属を希望している部署がある、といった方はぜひ受験を検討してみては如何でしょうか。

参考:ビジネスキャリア検定公式ホームページ

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