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大学レポートの基本的な書き方!実際のレポートを添削しながら解説

最終更新日: 2020/05/26 19:11
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大学ではレポートを提出しなければならない機会が数多くあります。高校ではレポートが試験として課されることは少ないので、基本的な書き方が分からないという方も多いでしょう。

この記事では、実際に筆者が大学生の時に書いたレポートを例に挙げながら、大学におけるレポートの基本的な書き方に関して解説していきます。レポートが苦手だと感じている大学生の方はぜひ参考にして頂ければと思います。

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レポートの基本的な書き方

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大学のレポートは、「序論」「本論」「結論」に分けながら書いていきます。

序論

序論はレポートの導入となる部分です。序論を書かないでいきなり本論から書き始める人もいますが、最初に序論を置くことで、スムーズに本論へと読み進めていくことができます。序論では、以下のようなことに気をつけて書きましょう。

  • なぜこのレポートを書くのかということを明確に述べる
  • レポートを書く上で前提となる社会背景について説明する
  • その社会背景に対して疑問を投げかける

本論

本論では序論で投げかけた疑問に対して、その原因や根拠を具体的に述べていきます。本論はレポートの要となる部分です。本論では、以下のようなことに気をつけて書きましょう。

  • 自分の主張と事実は分けて書く
  • 公的なデータを提示することで自分の主張を裏付ける
  • 抽象的な表現だけでなく、具体例なども入れて分かり易く述べる

結論

結論ではレポートのまとめを書きます。結論では、以下のようなことに気をつけて書きましょう。

  • 本論の内容を端的にまとめる
  • 本論の内容を受けて、自分の意見や主張を端的に述べる
  • 今後の展望を述べる

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レポートで特に気をつけるべき点

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誤字脱字がないように気をつける

数文字程度の誤字脱字であれば減点になることはないでしょうが、あまりにも誤字脱字が多いとマイナス評価に繋がります。最近は誤字脱字のチェックツールが無料で利用できますので、レポートに慣れないうちは、面倒でもそういったツールでチェックするようにしましょう。

参考文献や引用文献を必ず記載する

レポートではコピペは厳禁です。もしも盗用がバレると、その科目の単位だけでなく、他の科目の単位も取り消しになる場合があります。本やネットの情報を参考にしたり、それらの言葉を引用したりする時は、必ず文末に参考文献・引用文献を記載しましょう。

レポートの一例を解説

実際に筆者が大学生の時に書いたレポートを例にとって、良いところと悪いところを解説していきます。

ちなみに、このレポートの評価は「A」でした。Aというのは上から2番目であり、点数にすると81〜90点レベルです。ですから、高評価ではあるけれども、まだ改善の余地はあるということですね。

医学身体論レポート 現代心理学部映像身体学科2年 ヤマダタロウ

 血液が人間の気質や健康を決定するという「血液信仰」は、今日も根強いように思われる。例えば、血液型占いや血液型の本などは女性に人気であるし、一部の人には「血液をサラサラにすれば全ての病気が治る」といった迷信さえも信じられている。
 確かに血液が人間の身体にとって重要であることは言うまでもないが、血液が人間の性格までも決定してしまうということは果たしてあるのだろうか。

 心理学者や医学者の多くは、「血液型と性格の因果関係性はほぼない」と否定している。人間の何万もある遺伝子の構成要素のうち、実際に血液型に関係しているのは一つか二つだけだと言われている。
 しかし、この「ほぼ」という一言が、ある意味で一つの重要な要になっている。科学的な立場から答えようとすると、「絶対にありえない」と言うことはできないのである。関係があるということを証明するのは簡単だが、関係が全くないことを証明するのは難しいのだ。この「ほとんどない」という表現によって、「ちょっとはあるのではないか」と一般の人々には思われてしまうこともあるのである。
 血液型の思い込みがなくならない他の要因として、血液型性格診断には、ほぼ誰にでも当てはまるようなことや、どうにでも解釈できるようなことが書かれていることが挙げられる。例えば「B型の人は束縛されるのが苦手である」という文章も、よくよく考えてみれば、B型以外にもほとんどの人に当てはまるのではないだろうか。
 また、例えば「あなたには自分でも気づいていない才能が眠っています」というような、自己愛をくすぐることを言われて、悪い気をする人はあまりいないだろう。
 血液型性格診断や心理テストを無条件に信じてしまうのは、自分や友達や家族など、自分と関係のある部分しか見ようとしないという心理的要因が大きく関わっている。特に性格診断や心理テストの本を買う人は、少なからず、自分のことを当ててほしいと思っているのであり、わざわざお金を出して買ったからには、「当たっている」と思いたくなるのである。だからこそ、「自分が思っていることとは少し違う」と感じても、「実はあなたの本性はこうなのです」「実は心の奥底ではこう思っているのです」と言われると、否定はできないのだ。

 人は少なからず、自分のことを知りたいと思っている。これは、伝統的な価値基準が崩れ、自分の生き方や「自分は何者か」ということを、自分自身で決めて生きていかなくてはならない現代であるがゆえであろう。 そういった再帰的な生き方にどこか息苦しさを覚え、人は他人に自分について問おうとする。
 しかし、他者によって自己の価値観が決定されてしまうことはあっていいのだろうか。私は、血液型診断等は全てをありのままに受け入れるのではなく、もっと批判的に見ていかなくてはならないと思う。

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このレポートの良い点

序論・結論・本論がはっきりしている

序論・結論・本論がはっきりしているため、文章全体の構成や作成者の主張が分かり易くなっています。一行あけになっているところがそれぞれの区切りです。

具体例が豊富に述べられている

抽象的な表現だけではなく、具体例が豊富に述べられているので、読み手はすぐに作成者が言わんとしていることを汲み取れます。

疑問→事実→理由という構成になっている

文章全体が疑問→事実→理由という構成で論理展開されています。序論で疑問を投げかけ、その疑問に対する答え(事実)を述べ、最後にその事実が起こっている理由を説明することで、分かりやすい説明ができます。

このレポートの改善点

客観的なデータが足りない

全体として、客観的なデータがほとんど挙げられていません。例えば、「心理学者や医学者の多くは、血液型と性格の因果関係性はほぼないと否定している。人間の何万もある遺伝子の構成要素のうち、実際に血液型に関係しているのは一つか二つだけだと言われている」の文言に対する根拠の裏付けが欲しいです。

「心理学の権威である〇〇が書いた〇〇という本に〇〇と記載されている」といった、事実を裏付ける公的な根拠を引用できると、もっと客観的信頼性が増すでしょう。

自分自身の主張が弱い

全体的に講義で教授が言ったことを分かり易くまとめてはいるので「授業をきちんと聞いていた」ということは評価されるのですが、作成者自身の主張がやや弱いです。

「私は、血液型診断等は全てをありのままに受け入れるのではなく、もっと批判的に見ていかなくてはならないと思う」と述べるならば、批判的に見るためにはどうすればいいのか、といったところまで深ぼっていかなくてはならないでしょう。

まとめ

以上、大学のレポートの基本的な書き方を具体例を交えながら紹介してきました。

また、レポートには表紙をつけなければならないこともあります。レポートの表紙の書き方についても解説していますので、以下の記事もぜひ合わせてお読みください。

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