指定校推薦とは?仕組みや試験内容など徹底解説!

最終更新日: 2019/10/21 15:45
女子高生
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大学入試には、一般入試以外にも推薦入試という方式があります。その中でも指定校推薦入試は校内選抜に選ばれればほぼ合格が確約されている入試であり、指定校推薦の合格を目指している人も少なくないでしょう。

本記事では、指定校推薦の根本的な仕組みや試験内容、他の推薦入試との違いなどを解説しています。指定校推薦を受ける予定がある高校生の方はぜひこの記事を参考にして頂ければと思います。

指定校推薦とは?

指定校推薦とは

指定校推薦とは、各大学が指定した高校の生徒のみが受験できる推薦入試です。ですので、自分の通っている高校が指定校に選ばれていなければ出願することはできません。必ず担任の先生にどこの大学の指定校推薦があるのかを事前に確認するようにしましょう。

指定校推薦の出願条件

指定校推薦に出願するには、まず大前提として各大学が定める評定平均値を満たさなくてはいけません。評定平均値とは、高校1年生から出願時までの成績の平均値のことであり、1〜5までの5段階で表します。

目安として評定平均値が4.0以上であれば、一部の難関校を除いてほとんどの大学に出願できるでしょう。ただし、高ければ高いのに越したことはありませんし、5.0を目指すつもりで勉強しないと実際に4.0以上を獲得するのは難しいと言えます。

指定校推薦の大まかな流れ

1:高校で募集を開始(6〜8月頃)

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2:校内選抜(10月頃まで)

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3:出願時期(10〜11月頃)

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4:指定校推薦入試(11月頃)

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5:合格発表(11〜12月頃)

指定校推薦入試の大まかな流れとしては、まず6〜8月頃に各高校で募集が開始されます。そして、その後校内選抜が行われ、どの高校でも10月頃までには指定校推薦に推薦する生徒が決定されるのが一般的です。

校内選抜に選ばれた生徒は10〜11月頃に各大学に出願し、各大学の指定校推薦入試を受けて、11〜12月頃に合否が決定されるというのが主な流れです。

ただし、これは一般的な流れであり、大学によってはこの日程と大きくズレている学校もあるので、必ず担任の先生に指定校推薦の詳細な流れについてはよく確認しておくようにしましょう。

指定校推薦と他の推薦入試との違い

公募推薦AO入試指定校推薦
受験資格大学の出願条件を満たし、高校から推薦をもらう大学の出願条件を満たす。高校からの推薦は原則として不要大学の出願条件を満たし、大学から指定された高校で校内選抜に選ばれる
合格の可能性必ずしも合格できる訳ではない必ずしも合格できる訳ではないほぼ99%合格できる
重視している点評定平均値、外国語検定試験などスポーツや文化活動における実績、大学との相性など高校での生活態度全般、評定平均値、課外活動の実績など

指定校推薦と公募推薦・AO入試との主な違いは以上の通りです。指定校推薦は校内選抜を勝ち抜かなければいけないので出願条件は一番厳しいと言えますが、校内選抜に選ばれればほぼ合格が確約されているのがメリットだと言えるでしょう。

指定校推薦のメリットとデメリット

指定校推薦のメリット・デメリット、指定校推薦に向いている人は以下の通りです。

指定校推薦のメリット

  • 校内選抜に選ばれればほぼ落ちることはない
  • 一般入試より早い時期に合否が出る
  • 試験は面接や小論文が中心で学力試験が課されることは少ない

指定校推薦のデメリット

  • 入学を確約されている大学が多い(合格したら他の大学を受けることができない)
  • 大学入学後もずっと高校の代表として振舞っていかなければならない
  • 校内選抜を勝ち抜かなければ出願することができない

指定校推薦に向いている学生

  • 高校の成績が良い学生
  • スポーツ活動や文化活動で優れた実績がある学生
  • 自分の高校の指定校推薦で行ける大学の中にどうしても行きたい大学がある学生
  • 早く大学を決めたい学生

指定校推薦入試の試験内容

指定校推薦入試の試験内容は各大学によって異なりますが、一般的には小論文と面接が課される場合が多いです。指定校推薦入試は合格がほぼ99%確定している試験ではありますが、もしもという場合もあるので最低限の対策はしておいた方がいいでしょう。

小論文

小論文とは、与えられた問題に対して自分の意見を文章で表現する試験です。小論文の問題には、例えば以下のようなものがあります。

経営学部

集団において、リーダーシップをとれるタイプの人ととれないタイプの人の違いはどのような点にあると思いますか。また、あなたはどちらのタイプに近いか、具体的なエピソードを踏まえて述べなさい。

社会学部

SNSでのコミュニケーションが若者の人間関係に与える影響に関して、具体例を挙げながらあなたの考えを述べなさい。

繰り返しますが、指定校推薦入試は合格がほぼ99%確定している試験なので、内容の良し悪しはそこまで問われません。全く的外れなことを書いたり、あまりにも不自然な日本語の使い方をしなければ問題ないでしょう。「とりあえず白紙で出さなければ受かる」と言う人もいます。

面接

指定校推薦の面接では、基本的なコミュニケーションがとれるか、人間として問題ないかなど、最低限のことをチェックされます。

ただ、指定校推薦の面接であっても、全くコミュニケーションがとれなかったり、質問に対してあまりにも的外れの回答をしていると不合格になってしまうでしょう。ですので、高校の先生と最低限の練習はしておくようにしてください。

尚、大学入試の面接でよく聞かれる質問と回答例に関しては以下の記事で詳しく解説しています。

まとめ

以上「指定校推薦とは?仕組みや試験内容などを徹底解説!」でした。指定校推薦入試の仕組みや公募推薦・AO入試との違いをご理解頂けたでしょうか。

指定校推薦は校内選抜に選ばれればほぼ落ちることがない試験ではありますが、確実に合格するためにはできるだけ早め早めの情報収集と試験対策を心かげていくことが大切です。尚、指定校推薦で落ちてしまう人の特徴に関して知りたい人は、以下の記事も合わせてご覧ください。

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