リモートワーク(テレワーク)で効果的なマネジメントとは!どうすれば部下のやる気や能力を引き出せる?

最終更新日: 2020/05/12 14:13

リモートワークではお互いの顔が見えないので、マネジメント層にとっては、いかにして効果的なマネジメントを行い、チーム全体の生産性を高めていくかという点は非常に大切でしょう。

この記事では、主に組織におけるチームリーダーや部長などに向けて、リモートワークで効果的なマネジメントの方法を4つ紹介していきます。

リモートワーク(テレワーク)で行うべきマネジメントの方法

毎日タスクと日報を提出させる

書く男性

毎朝直接的に部下と顔を合わせることのないリモートワークにおいては、業務開始後にその日にやるべきタスクを、業務終了後に日報を提出させるのが効果的です。

タスクにおいては、本日やるべきことやスケジュールなどを記載させます。そして、日報では、実際に本日行なったことや達成したこと、進捗具合などを記入させ、朝書いた自分自身のタスクと比較して、何パーセント程度達成できたのかを自己評価させます

提出された日報に対しては、何かしらのフィードバックやコメントを返すようにしましょう。きちんとフィードバックを行うことで、部下は「リモートワークでも上司は自分の働き具合をちゃんと見ててくれている」と実感できます。

こうしたやり取りにはslackやtrello、Google スプレッドシート、電子メールなどが使われるのが一般的。できるだけタスクや日報は、チーム全体で可視化できるような工夫が必要でしょう。

以下にタスクや日報の記入例を記載するので、参考にしてみてください。

タスク

①2020年5月12日のタスク
②10:00〜10:10 タスク記入
10:10〜10:20 アナリティクスとメールを確認
10:20〜12:00 大学無償化の記事リライト
12:00〜13:00 チーム会議
13:00〜14:00 お昼休憩
14:00〜18:00 大学入学共通テストに関する記事作成
18:00〜18:45 上長と面談
18:45〜19:00 日報記入

③・昨日大学無償化に関する情報が更新されたので、その情報に基づいた記事のリライトを行います。
・チーム会議においては、最近pv数が伸び悩んでいる原因を分析し、皆で新たな施策を練り直します。
・午後はスケジュール通り、大学入学共通テストについて解説した記事を完成させます。

①:その日の日付を記入
②:その日のスケジュールを記入
③:その日達成すべきことや報連相などを記入

日報

①2020年5月12日の日報
②10:00〜10:10 タスク記入
10:10〜10:20 アナリティクスとメールを確認
10:20〜12:00 大学無償化の記事リライト
12:00〜13:00 チーム会議
13:00〜14:00 お昼休憩
14:00〜15:00 大学無償化の記事リライト
15:00〜18:00 大学入学共通テストに関する記事作成
18:00〜18:45 上長と面談
18:45〜19:00 日報記入

③今日の達成度:80%
④・大学無償化のリライトが午後までかかってしまったので、大学入学共通テストの記事作成が終わりませんでした。どうすればもっと記事を早く書けるか明日までに考えたいです。
・チーム会議の共有事項は先程〇〇さんがスラックで共有した通りです。

⑤明日主にやるべきこと
・大学入学共通テストの記事を完成させる。
・2020年度GMARCHの主な入試変更点をまとめた記事の作成に取り掛かり、完成させる。

①:その日の日付を記入
②:その日のスケジュールを記入
③:朝のタスクと比較して、その日の達成度を記入
④:その日の反省点や報連相などを記入
⑤:明日主にやるべきことを記入

部下との面談をこまめに実施する

話す男性

リモートワークによる急な環境の変化や経済状況の変化などによって、部下は不安や不慣れを感じることが多くなるでしょう。ですから、これまで以上に部下との面談の質・量と共に増やしていくことが求められます。

今まで週に1回面談を行なっていたのであれば2回以上、2回行なっていたのであれば3回以上は1on1を行うのが良いでしょう。

部下との面談には、主に仕事の報連相を行う目的と、雑談をしてメンバーの気分転換を行う目的があり、目的に応じて面談の機会を変えると効果的です。

仕事の報連相を行う目的の面談

仕事の報連相を行う目的の面談では、仕事における進捗具合や施策、反省点などについて話し合います。ミーティングを通じて、部下に反省すべき点や改めるべき点が見いだせればきちんとフィードバックを行いましょう。

雑談をしてメンバーの気分転換を行う目的の面談

部下との面談と聞くと、仕事に関する報連相を行うために行われるものだと思われますが、雑談をして気分転換を行うのも面談の重要な目的です。

通常勤務であれば、仕事の合間に同僚や上司と何気ない雑談をして気分転換を行うことができますが、リモートワークにおいては、基本的には1日中ずっと1人で仕事と向き合わなくてはならないので、こうした仕事以外の雑談を行う機会というのは大変重要です。

特にこの時よく確認しなければならないのは、健康面やストレス面のチェックです。家にこもることによる精神的負担、運動不足や夜更かしによる不調が発生しやすいので、よく確認するようにしましょう。

チーム全体で進捗具合を可視化できるように工夫する

パソコンを使う男性

チームで仕事を行なっていくに当たって、上司だけが部下の仕事の進捗具合を把握していても意味がありません。

お互いの顔が見えないリモートワークにおいては、チームの中で今誰が何を行なっているかということを、チームメンバーがいつでもリアルタイムで把握できるような工夫が必要になります。

こうしたことがきちんと出来ていないと、コミュニケーションのロスが起こったり、他のメンバーの仕事を知らず知らずのうちに勝手に行なってしまうといった事態が発生してしまいます。

このような進捗具合の可視化にはtrelloやGoogle スプレッドシートを使うと良いでしょう。リモートワークで便利なツールについては、以下の記事でリストアップしています。

  • リモートワーク(テレワーク)にオススメのツール・アプリ15選!(準備中)

チームメンバーのコミュニケーションを活性化させる工夫をする

仲の良い女性4人組

リモートワークにおいては、多くの従業員が孤独感を感じ、無意識のうちにストレスを増大させやすいので、マネジメント層から積極的に社内のコミュニケーションを活性化させるように働きかけることが重要になります。

以下でその具体例をいくつか紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

雑談タイムの実施

毎週実施される定例ミーティングの直後に2、3人のグループに分かれて、数分間仕事に関係のないことをラフに話す機会を作ります。

オンラインイベントの実施

業務終了後にzoomを用いて、部署に関係なく誰でも参加できるオンライン飲み会やオンライン筋トレなどのイベントを実施します。

Slackでコミュニケーションを目的としたチャンネルを作る

slackで社員同士のコミュニケーションを目的としたチャンネルを立ち上げましょう。例えば、お昼休憩中の人がお互いの自炊を見せ合うチャンネルや、今話題のアニメについて語り合うチャンネルなど、あなたの会社の社風や雰囲気に合わせて色々と作ってみると良いでしょう。

新入社員にバディシステムを取り入れる

新入社員に対して、上長や上司とは別に、仕事について何でも相談できるバディを1人アサインすると良いでしょう。リモートワークにおいても問題なく仕事ができているか、仕事で分からないことはないかなどを確認し、新入社員の相談役となる存在です。

リモートワーク期間中に入社した新人さんは、チームメンバーと直接顔をあわせることなく仕事を進めていくので、特にこうした工夫を行なってあげることが大切です。

まとめ

以上「リモートワーク(テレワーク)で効果的なマネジメントとは!どうすれば部下のやる気や能力を引き出せる?」でした。

コミュニケーションの機会の少ないリモートワークにおいては、マネジメント層から「話をする」というきっかけを積極的に作り、チームでのコミュニケーションを活性化させていく工夫が求められます。

部下が楽しくストレスなく仕事ができるようにするのもマネジメント層の役目の1つです。もし、リモートワークになってから、チーム内でのコミュニケーションが減っている、部下の生産性が下がっていると思われたら、この記事で紹介したような方法を試してみると良いでしょう。

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リモートワークのメリットとデメリット

リモートワークに必要なもの

リモートワークでの働き方

経営層・マネジメント層がリモートワークで考えるべきこと

リモートワークの概要など

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