【個人向】リモートワーク(テレワーク)のメリットとデメリット!

最終更新日: 2020/05/13 14:20
悩むスーツの男性

リモートワークというのはわざわざ会社に出社する必要がないので一見すると楽そうではありますが、リモートワークを行うことにはデメリットもあり、それをしっかりと理解していなければ通常勤務よりも生産性が落ちてしまうこともあるでしょう。

この記事では、リモートワーカーになることで生じるメリットとデメリットに関してそれぞれ詳しく解説しています。自分の勤める会社がリモートワークを導入し、在宅勤務をすべきかどうかを迷っている方はぜひ参考にしてください。

リモートワーク(テレワーク)のメリット

丸をするスーツの男性

リモートワークによる主なメリットには、以下のようなものがあります。

  • 満員電車のストレスがなくなる
  • 交通機関の遅延が原因で仕事に遅れが出ることがなくなる
  • 非常時にも自宅で仕事が継続できる
  • 可処分時間が増える
  • 育児や介護で忙しい人も働きやすい
  • 私服で働ける

出社のための移動時間が不要になる

会社員にとってリモートワークを行うメリットの99%は、出社のための移動時間が不要になるということでしょう。それにより生じる利点は、主に以下の4つがあります。

ストレスが減る

都会人であれば毎日満員電車に乗って出社する必要がなくなるので、ストレスが大きく減少するでしょう。

All Aboutが読者に「人生でストレスを感じる時」についてアンケートをとった結果によると、通勤電車によるストレスは7位にランキングされています。

もし朝から満員電車で不快なことが起こると、気分の悪いまま仕事を始めなければなりません。筆者も実際に経験がありますが、そうしたイライラした状態のままで仕事を行うと、作業の質が大きく下がります。

また、仕事で疲れている時に再び満員電車に乗って帰るのもなかなか辛いですよね。

このように毎日の通勤電車で生じるストレスが与える影響というのは計り知れません。満員電車によるストレスから解放されることが出来れば、仕事の生産性も大きく高まることでしょう。

交通機関の遅延が原因で遅刻することがなくなる

仕事に遅刻する原因として最も多いのが、やはり交通機関の遅延でしょう。中央線のようにほぼ毎日遅延している電車も少なくありません。車通勤の方であれば渋滞などによる遅れが発生することも少なくないでしょう。

特に人身事故や災害などで大幅に交通機関が遅延している時は、1時間近く家を出ても間に合わないことがあります。もし遅刻すれば、残業しなければ締め切りまでに間に合わないこともあり、結果的に家に帰るのが遅くなります。

リモートワークであれば、こうした交通機関による遅延が原因で遅刻し、仕事の進捗に遅れが出ることはなくなるのです。

非常時にも自宅で仕事が継続できる

地震や台風、感染症の流行などにより、交通機関が完全に止まってしまうことがあります。そのように従業員がオフィスに出社できない場合でも、自宅でリモートワークを行なうことが出来れば仕事を継続することができ、非常時の損害を最小限に食い止めることができます。

可処分時間が増える

通勤に必要な移動時間がなくなるので、自分の自由に過ごせる時間、可処分時間が増えます。例えば、毎日往復2時間かけて出社している人であれば、2時間のプライベートな時間が増えるのです。

こうして新しく生まれた可処分時間を、従業員は趣味や育児など自由に使うことができます。プライベートな時間、そして睡眠時間が増えると、気分を切り替えることができるので、ストレスを翌日に持ち越すことが少なくなり、仕事の生産性も高まります。

育児や介護で忙しい人も働きやすい

せっかく素晴らしい能力を持っているのに、家庭の育児や介護などのためにオフィスまで出社できないという人は数多くいます。ですが、家で仕事を行うことが出来れば、仕事の傍ら、育児や介護を行うことも可能になります。

企業側としても、リモートワークを導入することで、より幅広い人材を確保するチャンスが生まれると共に、これまで子育てなどを理由に辞めていった有能な従業員の離職防止にも繋がるというメリットがあるのです。

私服で働ける

リモートワークでは私服で働くことを許可している企業がほとんどです。「毎日スーツを着るのは面倒だし暑苦しい」という人は、スーツを着るストレスがなくなることで、のびのびと仕事をすることができます。

ただし、企業によってはビデオ会議などではスーツやオフィスカジュアルでの参加を求められることもあります。詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。

リモートワーク(テレワーク)のデメリット

ダメ出しをするスーツの男性

リモートワークのデメリットには、主に以下のようなものがあります。

  • 自宅のネット環境が会社のものより劣ることが多い
  • リモートワーク環境を整えるのにお金と時間がかかる
  • コミュニケーションが希薄になり、孤独感を感じやすい
  • 自分を律することが難しく、集中力が持続しにくい
  • チーム全体の進捗具合を把握しにくい

自宅のネット環境が会社のものより劣ることが多い

リモートワークにおいては、多くの場合、自宅のネット環境をそのまま利用することになるかと思いますが、会社のWi-Fiよりも性能の良い通信環境を整えるというのはなかなか難しいでしょう。

実際、筆者の自宅のWi-Fiの通信速度を測ってみたところ、昼間の速度が早い時間帯でも会社の3分の1程度しか出ていませんでした。18時を過ぎると、4Mbpsくらいしか出ないこともあります。

光通信であればWi-Fiよりも速度が早いですが、そのためには工事が必要で、すぐに準備を整えるというのは難しいかもしれません。

しかしながら、会社がリモートワークのためにルーターなどを貸与してくれることもあるので、自宅のネット環境に不安のある人は上長に相談してみましょう。

リモートワーク環境を整えるのにお金と時間がかかる

リモートワークを行うには先に述べたネット環境を始めとして、準備しなければならないものが少なくなく、理想的な環境を整えようとすればそれだけお金と時間がかかります。

しかし、リモートワークに必要なものを会社が貸してくれる場合もありますし、リモートワークの準備金を支給してくれる会社もあります。まずは上長などに相談してみましょう。

リモートワークに必要なものに関しては、以下の記事をご覧ください。

コミュニケーションが希薄になり、孤独感を感じやすい

リモートワークでは他の人と直接顔を合わせることが少なくなるので、当然ながらチームとして仕事をしていく上でコミュニケーションは取りづらくなります。

zoomやslackなどのツールによりある程度のコミュニケーションは取れますが、やはり対面のようにはスムーズにいかないでしょう。直ぐ側に上司や同僚がいる訳ではないので、分からないことがあっても手取り足取り教えてもらえる訳ではありません。

加えて、人との直接的なコミュニケーションの機会が減ることで、孤独感を感じやすくなります。通常勤務においては仕事の合間に同僚とお喋りしたりすることが気分転換になっていましたが、リモートワークでは1日中1人で仕事と向き合っていなければいけません。

こうしたコミュニケーションの難しさや孤独感から、ストレスの増大に繋がる恐れもあります。

リモートワークにおけるコミュニケーションに関しては、以下の記事をご覧ください。

自分を律することが難しく、集中力が持続しにくい

リモートワークでは、自分の作業を監視する上司がおらず、周りに同じように頑張っている同僚などもいないので、集中力が切れやすく、無意識のうちにサボりがちになりやすい傾向があります。

また、時間的に余裕ができたことによる夜更かしなどによって、寝坊による遅刻が多くなったり、健康低下に繋がってしまうリモートワーカーもいます。

総じて、「自分で自分自身を管理する(律する)」ことが苦手な人にとっては、リモートワークはなかなか向かないかもしれません。

チーム全体の進捗具合を把握しにくい

お互いの顔が見えないリモートワークにおいては、チームの中で今誰が何を行なっているかということが分かりづらいというデメリットがあります。そのため、次に何をすれば良いか判断に時間がかかったり、他のメンバーの仕事を知らず知らずのうちに勝手に行なってしまうといった事態が発生しがちです。

ですから、リモートワークでは、trelloやGoogle スプレッドシートなどを用いて、チームメンバーがいつでもリアルタイムで全体の進捗具合を可視化できるような工夫が必要になります。

従業員にとってリモートワークはメリットとデメリットどちらが大きいか

以上「【個人向】リモートワーク(テレワーク)のメリットとデメリット!」でした。

結論として、リモートワークによるメリットとデメリットではどちらが大きいかですが、従業員にとってはメリットの方が大きいと言えるでしょう。

その理由としては、ネット環境が遅かったり、自分を律することが難しかったり、コミュニケーションが取りづらいというデメリットは、努力や工夫、取り組み次第で改善が可能だからです。

一方で、満員電車によるストレスというのはなかなか努力しても避けようがなく、電車通勤を行う限り不可避なものだと言えるでしょう。

ただ、リモートワークのメリットとデメリットは企業の視点でも考えなければいけなので、以下の記事もぜひ合わせてお読みください。

リモートワーク(テレワーク)に関する記事一覧

リモートワークのメリットとデメリット

リモートワークに必要なもの

リモートワークでの働き方

経営層・マネジメント層がリモートワークで考えるべきこと

リモートワークの概要など

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